1996年 神戸音風景
c1997 著作:射場崇夫 (c2001 WWW版制作:神戸大学附属図書館)

CDジャケット 射場 崇夫 
イバ タカオ 

1947年(昭和22年)生まれ 
神戸市東灘区出身 
録音された音を聞く

射場さんのプロフィール
1996年 神戸音風景
c1997 製作・著作/射場 崇夫

1996年《神戸音風景》のCDについて
 私たちの周りには、多くの音が氾濫しています。騒音があれば、心地よい音もあります。日頃気に留めない音があれば、非常に気になる音もあります。そんな神戸市内の音を、1年間を通して記録しました。延べ録音時間はおよそ400時間に及びますが、その中から私が気に入った、神戸らしい音を収めました。しかし、このCDに収められた音が、神戸市内の音のすべてではありません。仕事の合間を使って、時間の許す限り録音に費やしましたが、録り損ねた音も数々あります。それらの音は、続編でのお楽しみと言う事でお許し下さい。
  私は約25年程前から、自然の音や祭り囃し、花火大会やローカル鉄道の車内音などを、趣味で録音して楽しんでいます。1995年には、当時住んでいた西宮市内の音を1年間記録しようと考えました。年頭に甲山の神呪寺で、除夜の鐘の音を録音しました。そして1月17日に、門戸厄神の厄除祭の雰囲気を録音する計画だったところ、「阪神・淡路大震災」が発生しました。借家が全壊したので、生まれ育った神戸市内へ転居、録音も中断を余儀なくされました。震災直後は録音どころではなかったのですが、何か趣味を生かして震災の記録をしたいと考えました。それは一部区間で運転が再開された、交通機関の車内アナウンスです。いつもは終点でない駅が、終点になってしまった車内のアナウンス集、CD「阪神大震災の記録=寸断された交通機関=」を自費制作しました。その後、震災から復旧・復興する音も含めて、1年間の神戸市内の音を記録したいと考えて、まとめたのがこのCDです。
1997年2月
射場 崇夫(イバ タカオ)