兵庫県南部地震記録紙 1995年1月17日午前5時46分 M7.2−この経験を今後に生かすために−
社団法人兵庫県放射線技師会 平成7年1月 P17〜P19


失業者対応特別委員会報告

委員長 川戸 隆夫

 (社)兵庫県放射線技師会では、今回の大震災の影響により、失業等で窮している会員の調査を行い、就職の情報を提供するとともに、会としてその世話をするため、失業者対応特別委員会を発足させた。以下はその委員会の活動記録である。

失業者対応特別委員会組織

  委員長:川戸 隆夫(副会長)
  委 員:久保  博(神戸東支部支部長)
  委 員:堀  哲生(理 事)
  委 員:加納 俊和(神戸西支部支部長)
  委 員:岩元 幸雄(理 事)
  委 員:田辺不二男(阪神支部支部長)

解雇者及び失業者

  会員   7名
  未入会員 2名(平成7年2月19日現在)

事前調査、意見交換会

  平成7年2月19日(日)
  午後1時〜 技師会事務所

  参加者 執行部から会長、副会長
被災支部として阪神、神戸西、神戸東支部の支部長
  目 的 執行部として、被災関連支部長から会員の安否、失業者等の報告をうけるとともに必要要望事項を聞くことを主な内容とした。
なお淡路支部は、全員異常無いとのことが確認できたので参加していない。

  (支部長要望事項)
     ・解雇および失業の不安を抱えている会員に対し、申し出るように広報をする。
     ・会員に対し、求人情報提供の協力要請を広報すること。
     ・関連官庁に対し、解雇防止を要請すること。
     ・各支部に地震対策調査費を支給することとした。

第1回失業者対応特別委員会

 平成7年3月2日
  午後6時〜 技師会事務所
  参加者 特別委員会委員及び解雇失業会員合同懇談会形式
  議事録
    (1)失業会員全員から、今後の就職について意見収集
    (2)求人情報資料の配付
    (3)求人情報資料取扱についての注意事項伝達
    (4)求人施設への対応方法について検討
    (5)今後の求人情報収集策および失業者への伝達方法を検討
     ・情報は事務所に一元管理することとした。
    (6)特別委員会の継続期間について相談
    (7)次回委員会開催について

第2回失業者対策特別委員会

  平成7年3月13日(月)
  場 所 技師会事務所
  出席者 委員全員
  議事録

1.失業会員と調整検討会

  出席者 4名
 (1)確認事項
  1.希望する職場が有れば、必ず事務所を通すこと。
  2.希望職場と交渉する時に、要望があれば申し出ること。
  3.求人情報は慎重に取扱うこと。
  4.結論が出た場合は、事務所まで報告をすること。
  5.個人的な努力で職場が決まった場合でも、事務所に連絡を入れること。
 (2)職場訪問の際準備しておくもの
  ・履歴書、免許証の写し、源泉徴収書、技師会紹介状等(出来る範囲で)
 (3)就職状況等の経過は別紙のとおり

2.委員会

 (1)3月9日(木)までの、失業会員の意見集約と今後の対応
 (2)求人施設に対する中間報告書について検討した。
 (3)新たな失業者の調査を確認したが、結果的に無かった。
 (4)前回の議事録について調整した。
   検討事項
 (1)新求人施設を、失業会員に伝達する方法
  ・施設名等を事務所に一括して保管、失業者が定期的に問い合わせる。
  ・事務所から失業者に連絡する。
  ・今後の失業者増加傾向、及び求人施設の増加傾向を見て判断することとした。
 (2)求人施設に対する失業者の意思確認
  ・失業会員から事務所に連絡すること。
  ・事務所から委員長に連絡、必要に応じて委員に連絡。
 (3)特別求人申込み施設の取扱
  ・特別委員会としては6月末で一応の区切りとし、その後は通常の職場斡旋に戻す。
 (4)未入会技師への対応
  ・希望があれば対応していく。
  ・会員優先の原則をとおす。
 (5)技師募集の新聞広告について
 (6)求職フォーマットの作成
  ・会員の意思確認の必要性から作成していく。

以上

  ・次回の委員会開催は、状況を判断して適時開催方法をとることとした

(兵庫医大 安政氏 撮影)

求人支援施設一覧

(阪神大震災による解雇者に対応)


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