兵庫県南部地震記録紙 1995年1月17日午前5時46分 M7.2−この経験を今後に生かすために−
社団法人兵庫県放射線技師会 平成7年1月 P145


最後に

 本アンケートは、設問数247(A4版20ページ)からなる膨大なものであった。回答を戴いた334施設の技師諸氏に感謝する次第である。74.1%という高回収率を得られたことは、データ解析の上で、数値の信頼性が高まり、すばらしい情報を全国に提供できることとなった。
 調査書は、今後の防災対策に役立つデータを集めようと何度も推敲を重ね、ようやく平成7年3月末に完成し、会員の所属する 451施設へ発送した。
 この膨大なデータの解析には、電算機の力なくしては為し得ない。入力班にとっては大変な作業であったが、その苦労の甲斐あって、このような解析が可能となった。入力班の諸氏に感謝する。
 データ解析にあたり、委員会のメンバーを9名に増員し、フルパワーであたった。各自、自宅にデータを持ち帰り、作業を進めた。何度も集まり、休日返上はもちろんのこと、日付が変わるまで事務所での作業が続いた。本当に全力であたった。本誌には、全てのデータを掲載できなかったが、参考までに設問を全て掲載した。今回は、施設の所在地により、震度別に解析したが、もちろん他の方法による解析もあろう。残念ながら、そこまでの時間的、労力的ゆとりがなかった。
 各施設とも、自身の経験から防災対策の再検討を進めておられることと思う。これらのデータが、今後の防災対策や緊急災害医療対策に役立てられれば幸いである。
 結びにあたり、本調査の解析に関し、ご助言いただいた、筧 淳夫氏(国立医療・病院管理研究所)および中山 茂樹氏(千葉大学工学部建築科)に深謝いたします。


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