IV. イベント・キャンペーンの実施等による復興PR活動

 神戸の市民、事業者が懸命に復旧に向けて取り組んだことから、復旧は予想を上回るテンポで進んだ。しかしながら、神戸の壊滅的な被災イメージは、全国、世界の人々の脳裏に強く刻み込まれ、なかなかその復旧ぶりが伝わらないという問題が生じた。神戸が復旧・復興していく姿を広く内外にアピールし、正しく理解してもらうため、下記のような事業を実施した。

 

 

 

1.「WE LOVE KOBE」キャンペーンの展開

 神戸の一日も早い再生に向けて必要と思われたのは、やはり神戸市民及び地元商工業者が明るい希望を持ち、元気に復興に取り組んでいくことであった。

 震災直後、街中の商店等において「がんばれ神戸」「よみがえれ神戸」などの自主的な貼り紙が幾つも見られ、商店街としての行動の中では最も早かったと思われる元町商店街では「わが街神戸の復興に向けてみんなで頑張ろう」と書いた横断幕が1月28日頃からいち早く掲示された。これらを見た神戸市民は心を和ませるとともに、やる気を起こされたのであった。

 このような精神的キャンペーンを展開することを目的に、2月6日、WE LOVE KOBE元気復興委員会(会長=瀧川博司本所副会頭)が中小企業振興部内に設置された。同委員会の母体となったのは平成5年7月に神戸市と本所が呼掛け人となって設置された都心商業の魅力向上と集客力の向上を推進する組織、神戸都市商業活性化PR協議会(会長=同上)であった。同協議会はこれまでクリスマスやバレンタインデー等のイベントを仕掛けてきたが、震災により従来事業の展開が不可能となったため、前述のような精神的キャンペーン活動を実施すべく検討に入っていた。丁度時を同じくして、ダイエーグループ各社が中内功会長兼社長の発案によって「がんばろやWE LOVE KOBE」をキャッチコピーに1月30日からキャンペーンに入っており、これと軌を一にして全市的なキャンペーン活動を展開することにしたのである。

 同委員会が具体的に展開したのは、神戸のシンボルとも言うべき風見鶏が不死鳥に変化しようとしている姿をデフォルメしたロゴマークと「よみがえれKOBE! がんばれ神戸っこ ! !」「がんばろや!WE LOVE KOBE」の2種のキャッチコピーを採用し、これらを使用した横断幕400枚、ステッカー 60,000枚を神戸市民の目に触れやすい商店街や小売市場などに掲示していったことから始まる。一方では、本所の有力会員、市内商業施設、観光施設、タクシー、バス等にも協力を要請し、これらの露出を図っていった結果、数多くの賛同を得て、次第に定着していったのである。

 その後、4月27日には地元唯一のFM局であるKIss−FMの協力の下、淡路出身の作詞家である阿久 悠氏の作詞、神戸市出身の平松愛理氏の作曲・唄によるキャンペーンソング「美(うま)し都 がんばろやWelove KOBE」の制作かかない、発表の運びとなった。また、4月29日からの「WE LOVEKOBE元気復興ウィーク」の中で同ソングを使ったキャンペーンを展開し、更に一層の元  気を促すことに尽力した。

   神戸・元気いっぱいパレードの実施

 このウィークは4月29日から5月5日までの1週間実施したが、期間中、三宮センター街、元町商店街、ハーバーランドにキャンペーンPR広場を設置し、前述の「美し都」のCDや同委員会制作の「WE LOVE KOBE Tシャツ」の販売、ステッカーの配布等を実施するとともに、4月29日には阪急少年音楽隊やヴィッセル神戸ユースチームらが三宮センター街〜元町商店街〜ハーバーランドを行進する「神戸・元気いっぱいパレード」も実施した。また、5月3日には生花3万本が来街者にプレゼントされ、そして、最終の5月5日の子供の日にはアグネス・チャンなどがボランティア参加し、ハーバーランドのスペースシアターで「神戸っ子元気だドレミの歌」を開催するなど多彩なイベントを展開し、震災後初の大がかりな催しが神戸市民の元気復興に大いに役立ったのである。

 更に、10月に入ると、市民球団であるオリックス・ブルーウエーブが震災以来、ユニホームの袖口に「がんばろうKOBE」と書いたワッペンを付けてペナントレースを戦い抜いた結果、悲願のパ・リーグ初制覇を目前にしていた。これに数多くの市民が感激し、まさに全市挙げての応援が繰り広げられていたことから、同委員会としても同球団・選手の頑張りに報いるべく応援していくこととなり、パ・リーグ優勝までのカウントダウン・イベントや祝勝イベントなどを商店街、百貨店等を舞台に展開願うため、「がんばれ!オリックス元気です神戸」「WELOVE KOBE 優勝だ!オリックス」の横断幕400枚や「祝優勝ようやった ! オリックス」の幟1,200枚を制作し、関係先に配付した。

   オリックス優勝パレードの実施

 念願がかない、9月19日、同球団は悲願のパ・リーグ果たし、初制覇を神戸は一気に盛り上がりを見せたが、続くヤクルト・スワローズとの日本シリーズでは惜しくも優勝を逃がした。しかし、市民からはあれだけ頑張った同球団選手の労に報いるため優勝パレードを是非ともやって欲しいとの声が日増しに高まっていった。商店街等からもパレード実施の要望が強く出たこともあり、11月5日、「感動をありがとう !オリックス優勝パレード」を関係機関の協力の下、同委員会が主催して実施に移したのである。当日のパレードは東遊園地から花時計線、大丸前、栄町通を経てハーバーランドのモザイクまでの約3km、時間にして1時間足らず、オープンカー5台、花自動車3台による行進であったが、仰木監督や人気のイチロー選手など総勢47人の参加もあったことから、15万人もの観客を動員し、全国に神戸が元気を取り戻しつつあることを大いにアピールしたのである。

2. 神戸メッセ′95の開催

 震災から約4か月が経過した平成7年5月23日〜28日の6日間、神戸のファッション業界が、着実に復興への道を歩んでいる姿をバイヤー並びに一般市民にアピールすることを目的に、「神戸メッセ'95」を六甲アイランド内の神戸ファッションマートで開催した。この「神戸メッセ'95」(主催側神戸ファッション協会、本所ほか共催)は、主にバイヤー対象のビジネス活動を目的とした 「神戸ファッション産業復興合同見本市」(5月23日〜25日開催)と一般市民を対象とした「神戸バザー  ル」(5月27日〜28日)の2つのイベントからなり、アパレル、ケミカルシューズ、真珠、洋菓子、清酒、コーヒーや雑貨等ファッション・生活文化関連産業を中心に309社の企業が出展し、5日間で33,000人が来場した。

 また、期間中には、地元神戸の子供たちがモデルを演じ、今夏の子供服の新作を披露した「神戸キッズパフォーマンス」が開催され、好評を博した。

       神戸メッセ′95

3. 商工業者総決起 ―― 産業復興神戸大集会 ―― の開催

 阪神・淡路大震災により大きな打撃を被った神戸産業の一日も早い復旧・復興を願い、復興対策の強化を国・地方自治体に求めるとともに、企業・経済界自らか元気を取り戻し、地元産業の復興・再生への取り組みを着実なものとするため、6月16日に、地元経済30団体の共催により「商工業者総決起――産業復興神戸大集会――」を新神戸オリエンタルホテルにおいて開催した。

  商工業者総決起―産業復興神戸大集会―

 当日、第一部の決起集会では、港湾、ケミカルシューズ、酒造、小売商業、観光業界の代表から復興に向けた取り組みや現在の進捗状況などの報告発表があり、最後に、産業復興に対する決議を採択した。引き続き、第二部では、「日本沈没」「首都喪失」など数々のベストセラーで著名な、地元出身の作家・小松左京氏より「新しい神戸の再生に向けて」と題した特別講演会を開催した。参加者数1,500名。

4. Buy KOBE運動の展開

 神戸経済の早期復興に際しては、震災による一時操業停止時に市外や海外の企業等へ取引をシフトした元取引先に対して、再び地元事業者との取引を再開し、その製(商)品を購入してもらうことなど、事業機会を一日も早く復旧・拡大することが必要となっている。

 本所では広く市外・県外企業に神戸で作られた製(商)品のPRを行うことを目的に本所会員企業63社が神戸で生産した製(商)品150品目余りの内容・価格・セールスポイントなどを掲載した冊子「MADE IN KOBE商品情報」を計4回発行し、全国の商工会議所・商工会他主要経済団体、また市外・県外に本社をおく本所会員事業所等に配布し、Buy KOBE運動を積極的に進めた。

5. 神戸港復興ポートセールスの実施

 阪神・淡路大震災により、日本最大のコンテナポート、神戸港は一時、機能停止に陥り、内外の経済、物流に深刻な影響を及ぼした。震災直後より、官民一丸で必死の復旧作業を行なった結果、4月末には、コンテナバースやクレーンがかなり機能を回復し、また、労使協議により暫定的とはいえ、日本初の24時間・365日稼働する荷役体制が採られることとなった。

 これを受けて、神戸港から他港にシフトした荷物を呼び戻すため、平成7年4月に、第1次として、富山、福井、京都、滋賀、岡山、広島、香川、愛媛、徳島、高知、福岡の11県を6班で、9月に、第2次として、福井、京都、滋賀、岡山、広島の5県を5班で、本所、神戸市、港湾団体・業者で構成される班が個別に訪問し、神戸港の復興状況を荷主、商社、運輸関係者に対して説明を行ない、神戸港の利用を訴えた。

 現地では、商工会議所で説明会を開催し、主要なメーカーを訪問したが、地域によってバラツキはあるものの、他港へのシフトによる余分な物流コストの増大や、現場の混乱が生じており、早期復興を歓迎する声が相次いだ。特に、道路事情や港湾施設の復旧に関する質問が多く寄せられ、サービス面とコスト面の強化かないと利用の促進は困難である点がユーザー側から強調されていた。

6. 海外へ神戸の復興をPR

(1)「神戸ビジネスブリティン」の発行

 震災直後、神戸の被害状況は、連日、世界中のメディアを通じて報道され、神戸港の機能停止や交通インフラ・建物の損壊・倒壊など、神戸経済が壊滅的なダメージをうけた様子が根強く残っており、神戸企業とのビジネスにも悪影響を与える懸念が生じてい る。そこで、海外商工会議所、在日外国大使館、総領事館等を対象とし、神戸経済の復興状況、並びに、神戸復興プロジェクトの核となるエンタープライズゾーン等の復興計画をアピールすることを目的に、「神戸ビジネスブリティン」(A4・4頁)を発行した。

 内容は、牧本所会頭からのメッセージ、「新・神戸経済創成プラン」の要約、在日米国商業会議所、カナダ・ブリティッシュ コロンビア州政府神戸事務所からのメッセージ等であり、海外商工会議所、在日外国公館等約500件に送付した。第2号は3月発行を予定している。

(2) 日本マレイシア経済協議会第18回合同会議

 日本マレイシア経済協議会は、日本とマレイシア両国経済界の相互理解と親善、両国間の貿易、投資、経済協力、観光等の促進を目的に、マレイシア側委員会との年次合同会議を開催するなどの活動を行っている。

 その第18回合同会議が、11月6日(月)、7日(火)の両日、本所が誘致した震災後はじめての国際会議として、神戸ポートピアホテルにて開催された。

 前回の合同会議で神戸開催は決定されていたが、阪神・淡路大震災で神戸市が壊滅的な被害を受けたため、いったんは白紙に戻された。しかし、その後、ホテル、交通網等の受入れ体制の復旧が予想以上に早く進み、このような復興状況を内外にアピールする絶好の機会であるため、再度神戸開催を強く要請し、なんとか開催にこぎつけた。

 本会議では、日本の対マレイシア貿易・投資動向、またマレイシア産品の対日マーケティング戦略と日本の流通システム等について活発な討議が行われ、日本人約100名、マレイシア人約60名が参加する大規模なコンベンションとなり、本合同会議は復興のシンボル的なイベントの一つになった。

  日本マレイシア経済協議会第18回合同会議

(3) 領事館サミットの開催

 11月のAPEC大阪会議に先立ち、平成7年10月30日、兵庫県公館において来訪する各国要人へ復興をPRすることを目的として「領事館サミット」が開催された。

 当日は、在関西総領事ら15名をはじめとする31カ国・3地域から36名、地元より貝原兵庫県知事、笹山神戸市長、牧本所会頭他24名が出席した。知事、市長、会頭の挨拶の後、阪神・淡路大震災復興計画等を各国総領事・大使館員等に説明し、意見交換を行った。また、各国総領事に対し、感謝状を贈呈した。サミット終了後は、神戸港、六甲アイランド等復興状況を視察するスタディツァーを実施した。

(4) 海外マスコミ対応

 神戸の被害状況は世界中に発信され、海外マスコミからも、本所に対し、震災後の神戸経済の復興状況についての取材があった。

 平成7年6月29日(木) THE AUSTRALIAN(オーストラリアン紙)

   "   7月5日(水) AP通信

   "  10月27日(金) LES ECHOS(レゼコー・フランス第一経済新聞社)

   "   12月14日(木) レクス・パンシオン(フランス高級紙)

 平成8年1月10日(水) 関西国際広報センター・プレスツァー

7. 神戸への来訪の呼びかけ

(1) 各地からの視察受入について

 神戸の経済は、港湾機能に依存する流通業、商業、観光、サ-ピスといった第3次産業に大きく依存しているが、阪神・淡路大震災でこれらの産業が最も大きな打撃を受け、イメ-ジダウンから当地の集客力は大きく低下した。

 本所では、震災後深刻となったこうしたフロー経済の痛手を少しでも緩和しようと日本商工会議所の「ファックスネットサ−ビス機能」を通じ、全国に「震災視察」を呼びかけたところ数多くの商工会議所(団体)が来神し、視察を通じて地震災害の実情を見て学んでいただくことができ、義援金・人的支援と並び被災地の経済復興への大きな支援となった。詳細は次の通りである。

   【震災地区視察団体受入一覧(1996.1.31現在)】

件数

 視察月日(曜)と行程

 会議所名または団体名

人数

 

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

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40

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55

56

57

58

59

60

61

62

63

64

平成7年

 5/9(火)

 6/2(金)

 6/23(金)

 7/12(水)〜13(木) 一泊二日

 8/3(木)〜 4(金) 一泊二日

 8/21(月)

 8/25(金)〜26(土) 一泊二日

 8/29(火)〜30(水) 一泊二日

 8/30(水)〜31(木) 一泊二日

 9/1(金)〜2(土)  一泊二日

 9/4(月)

 9/6(水)〜7(木)  一泊二日

 9/6(水)〜7(木) 一泊二日

 9/7(木)〜8(金)  一泊二日

 9/8(金)

 9/22 (金)

9/21 (木) 〜22(金) 一泊二日

9/25 (月)

9/28 (木) 〜29(金) 一泊二日

9/29 (金) 〜30(工) 一泊二日

10/2 (月) 〜4 (水) 二泊三日

10/5 (木)     一泊二日

10/5 (木) 〜 6(金) 一泊二日

10/17 (火)

10/17 (火) 〜18(水) 一泊二日

10/18 (水) 〜19(木) 一泊二日

10/18 (水) 〜20(金) 二泊三日

10/19 (木) 〜20(金) 一泊二日

10/25 (水) 〜26(木) 一泊二日

10/25 (水) 〜26(木) 一泊二日

10/26 (木) 〜27(金) 一泊二日

11/2 (木) 〜3 (金) 一泊二日

11/4 (土)

11/6 (月)

11/6 (月) 〜7 (火) 一泊二日

11/7 (火) 〜8 (水) 一泊二日

11/8 (水) 〜9 (木) 一泊二日

11/13 (月)

11/13 (月) 〜14(火) 一泊二日

11/15 (水)

11/14 (火) 〜15(水) 一泊二日

11/15 (水) 〜16(木) 一泊二日

11/20 (月) 〜21(火) 一泊二日

11/21 (火) 〜22(火) 一泊二日

11/21 (火) 〜22(水) 一泊二日

11/24 (金) 〜25(土) 一泊二日

11/26 (日) 〜27(月) 一泊二日

11/30 (木) 〜12/1(金) 一泊二日

12/1 (金)

12/1 (金)

12/5 (火)

12/6 (水) 〜7 (木) 一泊二日

12/11 (月) 〜12(火) 一泊二日

平成8年

 1/11 (木) 〜12(金) 一泊二日

 1/22 (月) 〜23(火) 一泊二日

 1/23 (火) 〜24(水) 一泊二日

 1/26 (金) 〜27(土) 一泊二日

 2/5 (月) 〜6 (火) 一泊二日

 2/27 (火) 〜28(水) 一泊二日

 3/4 (月) 〜5 (火) 一泊二日

 3/5頃予定     一泊二日

 3/6 (水) 〜7 (木) 一泊二日

 3/8 (金)

 3/12 (火) 〜13(水) 一泊二日

 

近畿地区商工会議所連合会(中小企業相談所長会議)

大宮商工会議所(常議員・議員)

南勢町商工会(工業・建設部会)

小田原商工会議所

10大都市管理部課長会議

広島商工会議所

東広島商工会議所

碧南商工会議所

神奈川県商工会議所連合会

上尾商工会議所

中野区役所(区民部経済勤労課)

東京商工会議所(都市問題委員会)

東京商工会議所(太田支部)

13大都市総務部課長会議

兵庫県商工会議所連合会(経営指導員研修会)

兵庫県経営安定特別相談室(商工会議所担当者会議)

熊本県商工会議所連合会

貝塚商工会議所

熊本県商工会議所連合会

東京商工会議所(台東支部)

(社)日本内燃力発電設備協会

東京商工会議所(総合交通問題委員会)

小田原商工会議所

浜松商工会議所

津山商工会議所

西尾商工会議所

銚子商工会議所

仙台商工会議所

北海道商工会議所連合会

伊東商工会議所

千葉商工会議所

全国商工会議所検定担当者会議

園部町商工会(工業委員会)

草津商工会議所

横須賀商工会議所

各務原商工会議所

東京商工会議所(渋谷・世田谷支部)

高山商工会議所(小規模企業振興委員)

前橋商工会議所

札幌一番街整備計画委員会

東京商工会議所(杉並支部)

東京商工会議所(板橋支部)

名古屋商工会議所(産業部)

鈴鹿商工会議所

館山商工会議所

松山商工会議所

甲府商工会議所

名古屋商工会議所(産業部)

大阪商工会議所(経済部・経済調査会)

名古屋商工会議所(国際部)

掛川商工会議所(東遠地域経済研究会)

千葉県商工会議所連合会

日光地区商工会議所

 

日本商工会議所(産業部)

足利商工会議所

名張商工会議所

守山商工会議所

刈谷商工会議所

富士商工会議所

安城商工会議所

上田商工会議所

盛岡商工会議所

橿原商工会議所

伊東商工会議所

 

10名

10名

10名

20名

15名

9名

8名

25名

16名

15名

1名

11名

38名

16名

30名

9名

28名

16名

27名

19名

15名

14名

40名

18名

28名

25名

18名

20名

22名

31名

16名

64名

34名

10名

23名

15名

17名

8名

5名

15名

18名

9名

8名

32名

17名

10名

11名

15名

23名

20名

36名

18名

26名

 

60名

15名

10名

18名

12名

14名

20名

15名

30名

10名

12名

      【平成8年1月31日現在】 64団体 延べ1,248名(予定を含む)

(2) 神戸観光復興への支援要請

 震災で大きな被害をうけた観光施設も、受入体制が徐々に復旧してきたので、本所は、平成7年5月と9月に全国の513商工会議所に対してファクシミリ一通信で「神戸観光復興への支援」を呼びかけた。

8. グルメディアKOBE′95の開催

秋のイベントとして定着した神戸グルメフェア「グルメディアKOBE'95」(主催(財)神戸ファッション協会、本所ほか共催)を、2つのイベントを内容として開催した。

 まず、神戸を代表する洋菓子メーカー15社の競演による「神戸洋菓子パラダイス」を平成7年10月31日に神戸ポートピアホテルにて開催した。当日は、750名の参加者を得て、用意した10,000個の洋菓子が全てなくなるほどの盛況であった。

 また、灘五郷の清酒の健在ぶりをアピールする「神戸の酒と食の愉しき出会い」を平成7年11月2日にホテルオークラ神戸で開催した。

 灘の清酒と地元兵庫の食材をふんだんに使ったフランス料理との組合せによって、日本酒の良さを再確認してもらう企画であったが、200名の参加者が、日本酒の魅力とフランス料理と特別ゲストのトークを楽しんだ。

     グルメディアKOBE′95の開催

9. 国際港都・神戸復興展 ―― ハイカラ博 ―― の開催

 神戸の街、そして産業が逗しく復興しつつある姿を内外に広くアピールするため、本所をはじめ地元の行政、経済団体20団体等で国際港都・神戸復興展実行委員会(委員長:太田本所副会頭)を組織して、平成7年11月3日から5日の3日間、ポートアイランド・神戸国際展示場(1号館)において「国際港都・神戸復興展 ――ハイカラ博 ――― 」を開催し、3日間計102,000人が訪れた。

 ハイカラ博には、海外12か国・2地域の参加も含め、計171企業・団体(312小間)が出展し、それぞれ「衣」「食」「住」「遊」「テクノ」「国際・インポート」の6つのゾーンに分かれ、商品を販売・展示し、特に「食」ゾーンでは、神戸の洋菓子業界12社が独自開発した商品を、統一ブランド「神戸夢探訪」として統一デザインの包装紙に包んで売り出す初の試みもスタートした。

    にぎわいを見せるハイカラ博

 また、集客イベントとして、出展企業等の協賛により、来場者全てに様々な賞品が当たる大抽選会を開催したのをはじめ、オリックス・ブルーウエーブの選手、ヴィッセル神戸・バクスター監督によるサイン会、タヒチダンス、DIXIEパレードなどのイベントも併せて開催し、会場内のにぎわいを演出した。

 ハイカラ博と秋のファッションイベントを合わせて、「神戸サンクスフェア」と総称し、神戸サンクスフェア協議会(会長:牧本所会頭)を設置して、JRグループをはじめ地元交通機関の協力による交通広告や新聞、雑誌、テレビ、ラジオ等のメディアを動員して広報PRに努めた。また、関連イベントとして、市内の主要な商店街・市場、百貨店等において11月1日から11月30日にかけて「神戸サンクスセール」を実施するとともに、都心イベントとして、オリックス優勝パレードを11月5日に実施した。

 なお、本復興展は、モーターボート競走の収益金から拠出された阪神・淡路大震災復興支援資金並びに神戸市の助成を受けて実施したものである。

10. 第7回神戸ファッションフェスティバルの開催

 本年度で7回目を迎えた神戸ファッションフェスティバル((財)神戸ファッション協会主催、本所ほか共催)が、昨年同様に ”Very Kobe”(神戸らしさ)をコンセプトに主に3つのイベントを中心に開催された。

 まず11月3・4日に神戸朝日ホール1階特設ステージで「ファッションサーカス」が行われた。119名の子供モデルによる「神戸キッズコレクション」、そして「ケミカルシューズコレクション」、「6人の神戸オートクチュールコレクション」等数々のイベントが終日展開され、2日間で2,000人が来場した。

 次に、神戸ファッションマートで若手デザイナーへのビジネス支援を目的とした「神戸デザイナーコンポーズド」が開催され、新進デザイナー20名が出展した。11月14日から3日間の合同展示会と14・15日にファッションショーを開催し1,300人のバイヤーを集め、1,800人がショーを楽しんだ。

 今回で第22回を迎えた神戸ファッションコンテストについては「夏の避暑地で着る服」をテーマに全国から321点の作品が寄せられた。10月に第一次審査会が行われ、最終審査会が11月16日に神戸ファッションマートで開催され、グランプリには地元神戸市在住の木村健太郎氏か選ばれた。

     神戸キッズコレクション

11. 神戸ルミナリエの開催

 本所や兵庫県、神戸市らで構成する神戸ルミナリエ実行委員会(会長:牧本所会頭)は、「被災地に光と賑わいを」という願いを込め、JR西日本をはじめとする協賛企業の協力を得て神戸ルミナリエを開催した。神戸ルミナリエは、イタリアに古くから伝わる光の芸術で、バロックのカテドラルやアーケードを15万個ものイルミネーションで再現する極めて華麗なイベントである。12月15日から25日の期間中には、開催場所となった旧居留地界隈に神戸市内外から当初予想を大幅に上回る254万人もの人々か訪れ、神戸ルミナリエとエキゾチックな神戸のクリスマスを満喫した。

 また、周辺の商業施設も連日賑わいを見せ、大きな経済効果をもたらしたほか、来場者のほぼ全員から極めて高い評価を受け、来年以降の開催を望む声が高まった。

 華やかに彩られた旧居留地界隈

12. 広報

(1) KOBE会議所ニュース・神戸商工だよりの発行について

 @ 神戸商工だよりの休刊

 震災前、本所の広報媒体は「神戸商工だより」と「KOBE会議所ニュース」の2本であった。しかし震災の発生を受けて、これまで以上に速報性と柔軟性が求められるようになったため、当面は会議所ニュースを適宜発行することになった。これに伴い、商工だよりは休刊扱いとした。

 A 阪神大震災緊急対策特別号の発行

 震災直後の2月6日に発行された「阪神大震災緊急対策特別号」では災害対策本部の設置をはじめ、各支部の再開状況を報告した。また、FAX送信票をつけ、会員からの被災状況報告を呼びかけた。このほか中小企業総合相談所の開設や、公的機関の災害特別融資を案内した。

 B 2月号〜11月号

 非常時であるため会議所ニュースの従来の企画は一時中断し、会員企業の復旧・復興に役立つ震災関連の情報が中心の紙面構成とした。また特別号の発行を含め、2月から4月は毎月2回発行し緊急性の高い情報に対応した。

 「復興情報コーナー」では被災地内外からの各種支援情報や、オフィス・工場・土地の貸与に関する情報を掲載した。さらに震災に係わる法律問題、税務問題、雇用問題などの解説コーナーも設けた。この他3月号からは雇用対策の一環として求人情報を掲載した。

 C ビジネスネットワークKOBE

 会員企業の受注確保・販路開拓を支援するため、あらゆる事業PRを無料で掲載する「ビジネスネットワークKOBE」を設けた。新しい商品やサービス、事業パートナーの募集、再開のお知らせなど、これまでに123件のPR情報を掲載した。

 D インタビュー 復興にかける

 7月号からは各業界団体のトップにインタビューを行い、それぞれの業界の被害・復興状況や行政への要望を伺い、記事として掲載した。

 E 神戸商工だよりの復刊

 平成8年1月より神戸商工だよりを復刊した。震災から1年を経て、本所牧会頭や企業トップの復興にかける意気込みを掲載。また、平成8年の経済展望について日本銀行神戸支店長・遠藤勝裕氏に執筆頂いた。なお各種情報を付録の「KCCI INFORMATION」として集約し会議所ニュースは廃刊とした。

(2) 取材対応

 震災直後より、本所へは神戸経済の被災状況についての問い合わせが殺到した。震災から半年後の7月、1年後の平成8年1月といった節目を前に、再び取材は増加した。牧会頭へのインタビューの申込み等については、可能な限り対応した。

   【牧本所会頭への震災に関連した取材等】

月 別 件 数

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

8年1月

9

4

6

2

4

3

2

2

3

5

18

6

65

メディア別件数

新聞

雑誌

テレビ

ラジオ

その他

26

2

8

1

28

65

※「その他」は、講演、パネリストとしての発言等を含む。