「震災・活動記録室」中間報告 / 阪神大震災地元NGO救援連絡会議「震災・活動記録室」[編]. - 発行:神戸 : 阪神大震災地元NGO救援連絡会議「震災・活動記録室」, 1995.8. 請求記号:震災-7-11,12,345. - p47

4 「阪神大震災ボランティア実態調査」(A票,B票)の報告

解説

 このアンケートは、ケネス・ハーゴース氏(東京大学大学院)、浅井久仁臣氏(ACT NOW)、渡辺龍也氏(JANIC)らにより、2月28日の第3回NGO連絡会議全体会議において提案され、同会議のボランティア問題分科会のメンバーによって具体化、実施されました。
 A票は現在の活動の状況、特にその中の問題を明確にするためのアンケートであり、B票は震災直後から40日間の人々の活動を、人間、組織、活動内容、問題点などさまざまな側面から記録するためのアンケートです。A票は回収・集計が進むごとに全体会議や「やったことを記録に残すボランティア大集会」などの場で公表されました。
 その後アンケートの配布と回収、整理は主に連絡会議のメンバーによりなされ、4月初めまでに、A票は79票、B票は50票が回収されました。4月からは、アンケートの回収、管理、分析の委嘱等、すべての事務を震災・活動記録室が引き継ぎました(記録室の「ボランティア活動の記録を残す」という趣旨に合致するほか、両組織にて実吉が責任者として継続していたためです)。
 ここにA票、B票の集計・分析結果をそれぞれの原票とあわせてお届けするとともに、特にB票の分析結果の発表がこのように遅くなってしまったことを深くお詫びいたします。

 このアンケートの作成にあたっては、同分科会参加者および。「現地で働く人を支援する関西市民の会」のほか、森田博一氏・田邊紀子氏((株)シティコード研究所)の全面的なご協力をいただきました。また、結果の集計・分析についてはA票は植松光徳氏(ボーイスカウト大阪連盟)、B票は森田氏、田邊氏のお世話になりました。ここにその名を記し、改めてお礼を申し上げます。

【アンケートの結果が一人歩きしないために】
 このアンケートは、NGO連絡会議全体会議に参加した、ごく一部のボランティア団体の代表者の協力を得て実現したものです。さまざまな形で活動した100万人以上とも言われるボランティアのうち、ほんの一部の、限られた条件の記録にすぎず、資料として、統計的な信頼性があるという保証は全くありません。この一部の情報を、あたかも今回の地震におけるボランティアの動きの全体像のようにとらえることには、非常に危険であるとすらいえます。
 以下のアンケートの分析結果は、上のことを十分ご考慮の上、慎重にお取扱いください。
 なお、複写・転載はしていただいて結構ですが、公刊・印刷の際には必ずNGO連絡会議「震災・活動記録室」までご連絡いただき許可を得た上で、以下の文章を添付の上、使用して下さい。


(注意)

  1. このアンケートは、1995年2月から4月にかけて実施されました。このアンケートに関するすべての責任は阪神大震災地元NGO救援連絡会議に帰属します。
  2. このアンケートは阪神・淡路大震災において活動した数多くのボランティア団体のうちごく一部に対してなされたものです。配布120部に対し、回収はA票が79部、B票が50部です。  
    この集計・分析結果を使用される場合は、その限界に十分注意して下さい。
  3. 原データおよび集計・分析結果に関するすべての権利は阪神大震災地元NGO救援連絡会議(またはその継承団体)に帰属します。

A票の集計結果/原票→pp.48〜70
B票の分析結果/原票→pp.71〜101


(c)1995阪神大震災地元NGO救援連絡会議「震災・活動記録室」 (デジタル化:神戸大学附属図書館)
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