大地震の被災動物を救うために : 兵庫県南部地震動物救援本部活動の記録 / 兵庫県南部地震動物救援本部活動の記録編集委員会編. - 発行:[神戸] : 兵庫県南部地震動物救援本部, 1996.12. 請求記号:震災-7-156,318,319. p31

救護センターの設立

設立の経緯

 1月21日から本格化した被災動物の救護活動は、ほとんど直ちに大きな困難に直面した。動物の収容場所である。神戸市獣医師会々員の動物病院を拠点として救護活動を開始したが、次々と収容される動物で病院は直ちに満杯になってしまった。こうした事態は救援活動を始めるときから予想されていたが、動物救護センターを設置する用地の確保には、行政の決断が要求された。神戸市は、動物の救援活動の初期から、神戸市動物管理センター内の敷地を提供することを申し出ていた。この神戸市の迅速な対応により、地震発生から10日後の1月26日に神戸動物救護センターが設置された。そして、翌日の1月27日から被災動物の収容が始まった。
 兵庫県南部地震の被害は、神戸市にとどまらず、芦屋市、西宮市にも及んだ。そうした地区の被災動物を救護するために、三田市高次の三田市農協畜産センター内に三田動物救護センターが設置されたのは2月13日のことであった。翌日から近隣からの被災動物が収容された。
(c) 1996兵庫県南部地震動物救援本部活動の記録編集委員会 (デジタル化:神戸大学附属図書館)
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