大地震の被災動物を救うために : 兵庫県南部地震動物救援本部活動の記録 / 兵庫県南部地震動物救援本部活動の記録編集委員会編. - 発行:[神戸] : 兵庫県南部地震動物救援本部, 1996.12. 請求記号:震災-7-156,318,319

計画的派遣(1)

相互の理解のもとに、スケジュールを立て、物事を実行する。今回の動物救護活動で、この計画性が特に要求されたのは、1)ペットフードおよび医薬品類の供給、2)ボランティアの派遣の二つであった。
 ボランティア学生は「…ペットフードについて、どんな考えだったのか知らんけど、一度にあんな量を送ってくるのは、少々冷静さが足りん。予想される動物の数と製品ペットフードの消費期限で考えたら絶対に余ってしまう量で、第一置き場がない」と、嘆いた。
 神戸および三田動物救護センターの要求に応じて、救援本部から東京本部に必要数量を連絡し、送付されてくる。しかし、一度に大量のペットフードが送られてきた。結果的に、一部は賞味期限を過ぎて保管することになった。
 決して有り余ったわけではないが、医薬品類にも同じことがありえた。有効期限の近い医薬品類が多く持ち込まれたことが一つの原因だったかもしれない。
 救援物資が有効に使われるために、収容動物の数と収容期間を考慮し、計画的に送ることが重要なポイントである。


(c) 1996兵庫県南部地震動物救援本部活動の記録編集委員会 (デジタル化:神戸大学附属図書館)
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