大地震の被災動物を救うために : 兵庫県南部地震動物救援本部活動の記録 / 兵庫県南部地震動物救援本部活動の記録編集委員会編. - 発行:[神戸] : 兵庫県南部地震動物救援本部, 1996.12. 請求記号:震災-7-156,318,319

編集後記

 年を越すと、大地震から2年になる。あちこちで、確かに復興の槌音がきこえる。その一方で、「あの大震災」も人々の記憶から少しずつ消えてゆく。忘れてはならない。
 その強い思いを抱いて、本誌の編集は進められた。繰り返された大震災の歴史に「動物救護活動」を記した部分はない。全てが始めての経験であり、試行錯誤の連続であった。このことは、本誌の編集まで続いた。
 考えるより、行動が先にあった。「人も動物も助けたい」人々が手を結び、懸命に動いた。そのことを記したのが本誌である。
 今はじっくりと考えねばならない。なぜなら近代都市を襲ったはじめての大地震は数々の教訓を残したからである。残念ながら、本誌では、それらの教訓まで言い及ぶことができなかった。
 本誌に記された各々の事実をもとに、この先のことをともに考えていきたい。

 本誌の編集に当たり、貴重な資料をお寄せいただいた関係者各位ならびに諸団体にお礼を申し上げると共に、出版に多大なご協力を賜った日新堂印刷株式会社に謝意を表したい。

平成8年11月30日


(c) 1996兵庫県南部地震動物救援本部活動の記録編集委員会 (デジタル化:神戸大学附属図書館)
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