つなぐ : 阪神・淡路大震災活動記録 / 宇治市社会福祉協議会, 宇治ボランティア活動センター, 阪神大震災支援センター[編]. - 発行:[宇治] : 阪神大震災支援センター, 1995.7. 請求記号:震災-7-399. p14-17

阪神大震災支援演奏会 ハープの夕べ

 ハープ演奏者 池田千鶴子さんによるチャリティー演奏会と神戸市長田区・芦屋市における支援演奏会を開催しました。


Part1 宇治市生涯学習センターチャリティー演奏会

 1995年3月16日(木)宇治市生涯学習センターにて、チャリティー演奏会が行われました。また演奏会終了後には、総合福祉会館にて、支援に参加された方の体験報告会と交流会が、行われました。
 準備期間も短く、当日はあいにくの雨。その様な中、大阪や神戸から演奏会にかけつけた人もいました。また、池田さんのすばらしい演奏と体験談に涙する人は少なくありませんでした。その1人、リーディングボランティアの米澤久子さんは、後日この演奏会を収録したテープに、被災地での様子などをナレーションした編集テープを作製されました。

ロビーでは…

芦屋の共同作業所「なかよしクラブハウス」の倒壊家屋の中から運び出された製品を、当日、生涯学習センターロビーにて販売。また、ロビーの壁に、「なかよしクラブハウス」の活動を紹介した写真なども展示しました。

報告会では…

3月16日 福祉会館にて
 ボランティア活動を通じて学んだこと、感じたこと、自分達のできる事は何なのか。様々な意見が出されました。

毎日新聞きょうと版
1995年3月27日(月)「支局長からの手紙」より

支援センターに送られた句

弾びかれしハープの音色しみじみと 心波となりて涙に変りぬ

大地震(おおない)に声失ひし小鳥たち ハープに合せ歌いはじむる

理科室の隅におかれし十姉妹 シューベルトの子守歌ききてねむりぬ

避難所に“故郷”の曲流れきて ききいる人らしみじみとして

人生の小道具といひてハープ弾く 人と接りて時すぎゆけり

九五、六、七
米澤久子


Part2 芦屋市・精道小学校にて支援演奏会

 1995年3月17日(金)精道小学校にて、支援演奏会が行われました。同じ日、宇治市総合福祉会館では、ボランティアの人たちが18日の芦屋での支援演奏会の時、被災地の人たちに食べてもらおうと、1日クッキー作りに精を出していました。
 この日集まったボランティアの中には、被災地でのボランティアは難しいけれど、地元宇治で何かお手伝いができるなら…と、主婦の人やろうあ者など、いろいろな人たちが、自分の都合の良い時間に自由に参加されていました。

出来上ったクッキーの袋詰め

作業終了!!ホッと一息


Part3 芦屋市西山幼稚園にて支援演奏会

 1995年3月18日(土)西山幼稚園にて、支援演奏会が行われました。演奏会と同時に、園庭にてボランティアによる手作りクッキーと紅茶の接待と、国際ソロプチミスト宇治の方のお点前によるお茶会が行われました。

ハープ演奏者池田千鶴子さんとフルート演奏者の塚田浩一さん

国際ソロプチミスト 宇治の
平井晶子さん、曽谷和子さん、庵喜代子さん、上村てる子さん、上村さんの娘さん、西山正代さん、北村賀津子さん
ごくろうさまでした!

寄贈
茶だんご 500人分 宇治川餅さんより
お抹茶を(社)京都府茶業会議所より
ありがとうございました!


(c)1995宇治市社会福祉協議会, 宇治ボランティア活動センター, 阪神大震災支援センター (デジタル化:神戸大学附属図書館)
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