阪神大震災レクリエーション・ボランティア派遣事業. - 発行:日本レクリエーション協会, 1995.3. - 3枚 ; 30cm. 請求記号:震災-7-v188.

実施概要

<趣旨>

 阪神大震災の復興は、今、急ピッチですすんでいますが あまりにもおおきな災害であるために、いまだ避難所生活を余儀なくされている人々も少なくありません。また、地震の恐怖、災害による生活基盤の破壊や財産の喪失、生活の激変、それらにともなう精神的なショックはもちろん、なれない仮設住宅や避難先での生活によるストレス、体の不調、精神的な疲れなども大きなものがあるかと思います。
 そこで、被災者の方々に少しでも生き生きとリフレッシュしていただくために、レクリエーション・ボランティアの派遣を実施します。
この事業は、避難所や被災地の公園、広場などをレクリエーション、遊びの専門家がボランティアで訪れ、楽しく過ごしていただく機会を提供させていただこうというものです。
 お年寄りにでもできる生き生き健康体操、子ども達と楽しめる伝承遊び、紙芝居 づくりなどの小さな遊びから新しく珍しいスポーツを楽しむニュースポーツ大会、町会や子供会の運動会、お祭りのサポート、ワンデイハイク、キャンプなどの大きなプログラムなども考えております。

<実施内容>

  1. 3月[阪神大震災レクリエーション・ボランティア派遣計画]実施本部開設
     〒101 東京都千代田区三崎町2‐20‐7 水道橋西口会館 6F
     TEL:03‐3265‐1209 FAX:03‐3265‐1253
  2. 4月神戸ボランティアセンター開設
     〒650 神戸市中央区下山手通4‐2‐2 下山手ハイツ3F西
     TEL:FAX:078‐334‐2380
  3. 月刊レクリエーション誌面にてボランティア募集
  4. 3月レク・ボランティア受入先開拓
  5. 4月から6ヵ月活動予定
  6. 実施本部・センターがボランティア先とボランティアを調整

組織・構成

[図あり 省略]

レクリエーション・ボランティア

健康と元気をお届けするこんなプログラム

■普段の日、週末に

 子どもたちには

伝承遊び・・・
おにごっこ、かんけり、剣玉、べーごまなど子どもたちに伝わるさまざまな遊びです。

 

クラフト遊び・・・
新聞紙などの紙や竹、年度、プラ板や空き箱、空缶 空きパックなどを使って楽しく遊びます。

  紙芝居作り・・・
子どもたちとともに、紙芝居をつくります。できたら 今回の震災のお話を取り上げ、作品は他の地域の子どもたちに読んであげるようにします。
  パネルシアター・・・
室内で蛍光ライトを使って行なう幻想的な絵物語です。子どもたちの感動を誘います。
  グループ・ゲーム・・・
たくさんの子どもたちが集まった時には、道具もいらず、場所もあまりとらないグループ・ゲームがぴったり!子どもたちは笑顔いっぱいになります。
 お年寄りには 健康体操・・・
笑いながら楽しく動いて、気分もさっぱり。民謡や演歌など、お年寄りにお馴染みの音楽に合わせて動くこともあります。
  健康マッサージ・・・
動けないお年寄りには、やさしく楽しくふれながら、お年寄りの気持ちと体をほぐしていきます。
  話相手・・・
お年寄りの気持ちをしっかりと受けとめ、しかも、明るさを失わず話相手をつとめます。人に理解されて、お年寄りの気持ちもちょっと軽くなります。
 ファミリーには ニュースポーツ・・・
ペタンク、インディアカ、ディスクゴルフ、クロッケーなど、家族のみんなが楽しめる新しく珍しいスポーツをどうぞ!
  ハイキング・・・
六甲山周辺など、近郊の野山に家族で楽しくハイキング!
  ミニミニ運動会・・・
家族対抗の楽しい障害物競走!おかあさんとおとうさんの方が燃えるかもしれません。

■晴れの日の大きな行事として

  食の遊びプログラム・・・
パイづくり、薫製づくり、お好焼き、手打ちうどんなどおいしく食べられて、つくることも楽しい食の遊びです。
  行事のサポート・・・
自治会や子供会で例年行なっているお祭り、運動会などの行事のお手伝いをします。
  ウォークラリー・・・
50人でも5千人でも参加できる街をフィールドにする探険散歩ゲームです。

■街を出て旅を遊ぶプログラム

  本栖湖キャンピングビレッジ・・・
富士五湖の中でもっとも美しい水をたたえる本栖湖畔に毎夏(財)日本レクリエーション協会が開設するキャンピングビレッジにご招待(計画中)

■もっとたくさんのスポーツ・レクリエーション
 一輪車、マウンテンバイク、カバディ、3B体操、国際チャンバラ、フリークライミングなど、(財)日本レクリエーション協会にはさまざまなレクリエーション種目の団体が加盟しています。こうした加盟団体と協力してのレクリエーション・プログラムも考えられます。

■遊びのキャラバンも
 ミニワンボックスカーを使っての遊びのキャラバン隊も現在検討しています。


(c)1995日本レクリエーション協会 (デジタル化:神戸大学附属図書館)
目次画面へ戻る