SVAよろづかわら版 3月9日(木)

発行:神戸 : SVA(曹洞宗国際ボランティア会)神戸事務所
請求記号:震災-7-131,146,371. 縮刷版p105-107


1)今日の…

1 今日の被災者状況

・水道の場合、家の外の水道管等の故障は区に保障してくれるが、各家による故障は自己負担となってしまう。
・障害者のいる家庭では、普通の銭湯に家族が連れて行けても、手すりなどの設備が整っていないので、入浴させるのが不安である。 (ぬくもりプロ・ボランティア員)
・生活の方は落ちつかれている様ですが、やはりガスがまだ出ていないので暖かいものはとても要求度が高いようである。 (プロジェクトX・ボランティア員)
・(今日は)外で遊ばず、室内で折り紙やお絵描きもしたら、子供たちのみえなかった部分も現れたので、少し違った内容も、多くの発見につながると思った。(神戸母子寮)
・ある避難所の代表者が、用事で京都に行くのに京都駅でわざわざ格好を変えて出かけるようです。(兵庫区ボランティア対策本部)
・子供のひとり(小5)が、テントの中をお化け屋敷に変えた。素材は竹の葉のついた笹。ボランティアを一人一人いれて楽しんでいた。子供の発想には驚かされる。遊び場は(子供にとって)心のよりどころというか、着実に定着しているらしい。(南駒栄公園ボランティア員)
・「11日で炊き出しおわり、SVAのボランティアも撤退」
・お弁当の数も今まではセンター内の人数220人に対し、400食のお弁当だったが今日からは300食になり、余りも減った。
・(センターの避難所は)仮設住宅や仕事のことを考えるようになって、前進してきたようである。 (被災者の方の中で)お弁当の配り方の工夫したり、TVのサスペンスを見る時に推理して楽しむなどの余裕が見られてきた。(勤労市民センターボランティア員)
 →少しづつ被災者の間にも落ちつきが見られるようだ。

2 今後の課題−被災者の自立を志向する中で。

・仮設住宅の引越の時にボランティアが必要といわれた。
・ある避難所では、行政の人が入っていないこともあって、外部(行政?(広報))との関係が上手くいっていない。(兵庫区ボランティア対策本部)
・本当に必要とされているニーズを把握することが難しいと感じた。特に、長田区に関しては(ボランティアへの)ニーズのもれが多い。(ぬくもりプロジェクト・ボランティア員)
・行政も手を回しきれない所があるとは思われるが、余りにも手薄のような気がする。お年寄りに対する生活援助の手が定期的に入る必要を感じる。(プロジェクトX・ボランティア員)

3 頑張るボランティアたち

・「頼んでやってもらってるんじゃない。迷惑かけるなら帰れ。」の声はきつい。子供の親や子どもからのニーズはあるものの、生活者にとってはうるさい子どもたちとの遊び。近隣生活者との関係を取っていくことはとても重要だ。」(子どもプロジェクト・ボランティア員)
・「神戸YMCAのリーダートレーニングに行きました。頭で学んたことを昼に実際に行動に移すと、腹が立つほど良い反応が返ってきたので、このトレーニングは行って良かったと思います。できればもっと早い時期に…。」(神戸母子寮・ボランティア員)


2)炊き出し状況

<炊き出し班>

・愛知尼僧専門団さん。
・愛知123、九州、神奈川、宮城、長崎、四国、島根、兵庫 以上曹青会のみなさん。

<食数>

勤労市民センター(昼 120)、明新小学校(朝250、夕700)、会下山小学校(昼 600)、駒ヶ林会館(夕 80)、夢野台高校(房王寺保育所)(夕 450)、刈藻中学校(夕 500)、御蔵小学校(昼 800)、鷹取中学校(夕 1,000)


3)今日の活動

施設ボランティアProject 兵庫区ボランティア 5名 後藤 兵庫区内状況把握、ミーティング
湊川中学校 2名    
勤労市民センター 3名 山崎 清掃、コーヒーサービス
二葉小学校 1名    
旭若松公会堂 1名    
SVAライフラインProject 物資 3名    
炊き出し調整 2名    
デリバリーProject 1名    
給食 7名    
大谷プロジェクト 2名    
信行プロジェクト 1名    
老人・障害者プロジェクト ぬくもりプロジェクト 6名 氏家 給湯、物資配給、下見
プロジェクトX 6名   全戸訪問
高橋プロジェクト 5名   調査及ポスター作成、イベント準備
子どもプロジェクト 南駒栄公園 4名   子供の遊び場づくり
神戸母子寮 4名   子供の宿題を見る。遊ぶ。
御蔵小 5名   子供の遊び場づくり
事務局 スタッフ 4名    
事務局ボランティア 5名    
広報 4名    

4)つぶやき

 …(今後)やっていくためには、核になるコーディネーター役が欲しい。(地域の人をあたってはいるが、)SVAの中でも御蔵小に1人。南駒栄に1人は、ちゃんとひきついで核(リーダー)としてやっていって欲しい。どこもひきつぎの問題があるんでしょーね。(子プロ・ボランティア員)

 今日、情報隊は各エリア周りから手を引くことになりましたが、今頃になって(?)被災者は本音で話してくれたりして本当の避難状況が分かるようになった。(兵ボラ対策本部ボランティア員)

 給水を行っているさいちゅう、みさき病院での入浴サービスのお礼を患者の家族の方から頂いた。またその際工事をしていたおじさんにも感謝の言葉を頂き市民の方々とともに頑張っているんだな、と改めて感じた。(ぬくプロ・ボランティア員)


5)また会う日まで。

−3月9日付で活動を終了される皆さん。

根本暁生さん
池谷智子さん

以上2名 おつかれさまでした。


(c)1995SVA(曹洞宗国際ボランティア会)神戸事務所(デジタル化:神戸大学附属図書館)
目次画面へ戻る