SVAよろづかわら版 3月10日(金)

発行:神戸 : SVA(曹洞宗国際ボランティア会)神戸事務所
請求記号:震災-7-131,146,371.縮刷版p109-111


1)今日の…

1 今日の状況

・避難民同の不平不満が多い。
・部屋に余裕ができても、中に入れない廊下の人、診療所があっても開くのはほんの何時間。まだまだ多いセンター内の矛盾。(勤労市民センター・ボランティア)
・災害時のようすをボランティアに話す人が増えてきた。(勤労市民センター・ボランティア)
・(入浴中に)浴槽を動かそうとしたら「余震じゃないだろうね」と笑っておられたが、その心情が伺われた。ショックはまだ残っているらしい。(ぬくもり・プロジェクト・ボランティア員)
→被災者の方の心の奥に潜む屈託に、つねに注意を払うことが必要なようです。

2 頑張れ!ボランティア

・子供が宿題をきちんと終わらせたり、一人で自転車に乗れるようになるのを見るのはすごくうれしい。明日小5の女の子の誕生日なので、みんなでお祝いをしてあげたい!(神戸母子寮 ボランティア員)
・「こんな事(体を洗うことなど)をすすんでやる人もいるんだね」と感心してくれた。(ぬくプロ・ボランティア員)
・「炊き出しも大切だけど、子どものことをやるのは同じように大切や。見えないけどナ」そういってくれたおっちゃんは、こちらが肩もみしに行ったのに、「疲れて子どものあそべんと困るから」と私達の肩を揉んでくれた。(子どもprojectボランティア員より)
→地元の方の何げない言葉に思わず胸を打たれてしまう瞬間って、確かにありますね。


2)今日の炊き出し状況

[炊き出し班]

・愛知123、九州、宮城、兵庫。以上曹青会のみなさん。

[食数]

勤労市民センター(昼 120)、会下山小学校(昼 500)、明新小学校(朝 250)、夢野台高校(房王寺保育所)(夕 450)、刈藻中学校(夕 200)


3)活動内容

セクション 活動場所 人員 リーダー 活動内容
施設ボランティアセクション 兵庫区ボランティア 5名 植草 最終的情報収集/引継ぎの書類作成
湊川中学校 2名    
勤労市民センター 3名 山崎 食事配給・配膳/話し相手 etc
二葉小学校 1名    
旭若松公会堂 1名    
SVAライフラインプロジェクト 物資 3名    
炊き出し調整 2名    
デリバリーProject 1名    
給食 5名    
大谷プロジェクト 2名    
信行プロジェクト 1名    
障害者・老人プロジェクト ぬくもりプロジェクト 6名  

入浴

プロジェクトX 6名    
高橋プロジェクト 7名    
子どもプロジェクト 南駒栄公園 5名   子供の遊び場づくり/憩い場づくり
神戸母子寮 4名   子供の宿題をみる/子供と遊ぶ
御蔵小 5名   子供の遊び場づくり/憩い場づくり
事務局 スタッフ 4名    
事務局ボランティア 5名    
広報 4名    

 →まだまだ各部署の活動記録提出が足りないようです。全体の活動把握のために毎日の提出をお願いします。


4)また会う日まで。

−3月10日付で活動を終了される方

松原達哉先生(鶴見大学教授)

本当にお疲れ様でした!


5)つぶやきのコーナー

 …(前略)…いくら「子ども達の笑い声の響く生活を」と言っても、すぐそばでテント生活している方には言えない。子どものことを地域で見守り、悪い時には叱る、というのが必要と思うが、皆余裕がない。(御蔵小・ボランティア員より)

 11日撤収と決まってから、あっという間だった。地元に自分たちの仕事を残していくということは、実際はもっと時間がかかるものなのに、こんなに急ピッチでに引継いでしまうと、地元の方達により重いプレッシャーを感じてしまうのではないでしょうか。
 彼達が(地元や四月頃まで残る人達)が細くてもいいから長く、続けて行けるよう、上手に導けたらよいと思います。(兵庫ボランティア対策本部ボランティア員より)


編集後記

近頃、活動記録に載せて寄せられる皆さんの声の中で、地元との引きつぎの難しさや、不安を表すものが増えてきました。三月に入り、いよいよボランティアの撤収問題が現実的になってくるにつれ、こうした声はますます増えてくると思われます。広報ではみなさんの声を活用すべく、できる限りかわら版で紹介して、この問題に取り組んでいきたいと思っています。みなさんの率直な意見を、切にお待ちしております。[(広報)加和羅]


(c)1995SVA(曹洞宗国際ボランティア会)神戸事務所(デジタル化:神戸大学附属図書館)
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