KSKQ障害者救援本部通信, No.24

兵庫県南部地震障害者救援本部

1996.10.23. - 8p

請求記号:震災-7-z27


救援本部第4次支援金(20余団体に総額約900万円)を11月2日被災地でお渡しします

 既にお知らせしていますが、救援本部では9月に被災地障害者センターを構成する33被災障害者団体(1運営主体1ヵ所として)を対象に支援を呼びかけ、その結果26団体より申請がありました。申請用紙には今なお被災に苦しむ地域拠点の苦闘がうかがえます。
 支援金は11月2日に行われる被災地障害者センターの第7回全体会議でお渡しする予定です。震災から2年近く経った今もこうして被災地を応援できるのも、みなさんのご支援のおかげだと心から感謝いたします。どうかこれからも被災地を見守っていてください。

あふれる叫び パート1

〜私たちは精一杯がんばっています。でも「被災」もまだまだ続いているのです。

求めなければ何も始まらない。とにかく外に向かって声を上げよう!
いまだ癒えぬ心の傷 今 改めて感じるつながりの大切さ
神戸へ来て下さい 被災地を歩いて下さい そしたら元気が出てくる
これからこそ「いやしと点検」が必要なのでは

<(1)申請の目的・理由 (2)震災の影響 (3)全国に訴えたいこと>

【尼崎市】
●クレヨンハウス 「障害」者8名、その他4名
 私達のクレヨンハウスも震災後イベントはなく、販売するたのしみも希望を失ってしまいました。経済的にも運営費が苦しい状態でした。何か設備に対して補助はいただけましたが今回は運営費補助ということで、大変助かります。よろしくお願いいたします。

●みんなの労働文化センター 「障」16名、その他10名
(1) 皆さまのご支援のおかげで、作業所の再建がようやく実現することとなりました。来年3月竣工をめざしてスタートしたばかりです。貴団体をはじめ多くの財団や市民のカンパ等で具体化するのですが、それだけでは資金が足らず、弱小の小規模作業所でありながら2000万円以上の借金をかかえてしまいました。今後は借金返済と固定資産税などの支払いに追われる日々が待ち構えています。ご助成いただければ大変助かります。
(2) 借地や借家が見つからなかったために、持ちたくもなかった土地建物を所有することになりました。取得税は「みなし法人」の認定で無税(免税)となりますが、固定資産税・都市計画税がかかってきます。法人格をもたない、ただでさえ弱小の無認可にとって大きな負担です。「所有」のため、家賃助成も受けられず、これからの運営はますます厳しくなります。震災以後の小規模作業所運営助成制度そのものを再考すべきと思います。

●サニーサイド作業所 「障」10名、その他3名
(1) 様々あるのですが、とりわけ急いでいるのは、リフトカーの座席の一つをリクライニング化にと思っています。障害者の1人が硬直性脊髄炎という難病で、背中・腰・首を曲げることができません。従って現在の座席ではシートの倒れる角度が甘く、腰足にかかる負担が強く、疲労が極度に残り、乗用車と2台で走る以外、本人の外出活動に制限ができてしまいます。さらに活動の幅が広がった分、業務別の整理が追いつかず、パソコンを導入して長期的な目でマスターしていくか、前年度の実績から考えて、まだまだ販売等では補充しきれない運営費の補填に回せればと思っています。
(2) 震災以降、道路のズレが大きく、車椅子での移動が大きな妨げになったままでいる。
団体としては、障害者制度の新規実施や大幅拡大を要望しても、行政の側は財政難のみを理由として市の福祉財政がより厳しいものになっている。
(3) とにかくネットワークの大切さを本当に震災で強く感じています。微力ながら、私たちも一つ一つ前を向いて進んでいこうと思います。どうか、今後ともよろしくお願いいたします。

●兵庫草の根ろうあ者こんだん会 「障」80名、その他30名
(1) 阪神淡路大震災での被災聴覚障害者に対する救援活動の中で「情報」から疎外されがちな聴障者が集うことのできる「拠点」作りの必要性を痛感しました。大阪・兵庫の草の根ろうあ者こんだん会が共同してこの拠点作り(「ろう者自立支援センター」仮称)をすすめたいと思います。同センターでは、震災等の非常時の聴障者へのサポート活動はもちろんのこと、日常的に聴障者の様々な生活支援のとりくみをすすめていくことをめざしています。来年夏にオープン予定です。
(2) 震災では、聴障者に対する「情報不足」が問題になりましたが、震災から1年半以上たった今もいっこうに改善されていません。(テレビの字幕や行政の広報など)私たちは、真の情報保障をめざして、これからも要求の声を出しつづけていきたいと思います。
(3) NHKテレビに字幕・通訳設置を求める署名に大きな協力をいただいたことをお礼申し上げます。次は「ろう者自立支援センター(仮称)」の設立をめざしてがんばります。

【伊丹市】
●障害者みんなの会トライアングル (障)7名その他5名
(1) 障害をもった人達の働く場と生活保障をめざしパン製造販売をしています。販売が思わしくない上に行政の助成金だけではまかないきれず四苦八苦しているところへ震災。店はかろうじて無事でしたが一般企業に就労していた障害者がリストラにあい、行き場を失くした在宅者他2人の入所希望者を受け入れる状態になりました。店のスペースからして狭すぎるので近くに場所を借りることになり、ますます運営が厳しくなりました。共に生きる場をつぶすわけにはいきませんので、がんばるしかありません。
(2) 震災時の心の傷がいまだ癒えていない者は、絶えずおびえたような行動と作業所から家へまっすぐ帰れず夜おそくまでうろうろして帰宅したりします。彼の中では地震は自分の家にだけ起こるものと思っているのです。無理もありません。自宅で突然恐怖におそわれたのですから。23才の女性は企業に震災を理由にじわじわと自己退職に追いつめられ、作業所に救いを求めてきました。彼女は地震の恐怖と仕事をなくした傷にけなげに打ち勝とうと頑張っています。
(3) 震災や事故があった場合、その町が、家族が、どのように対応出来るのか(何の手だてもなかった)考えてほしい。

●ドリームポップコーン(障)99名
(1) 現在、当市では倒壊した阪急伊丹駅の再建が行われています。当事者ニーズをその再建に反映させるべく「障害者とともにバリアフリーを考える伊丹市民の会」の協賛団体として、「阪急伊丹駅アメニティターミナル整備検討委員会」の中で市民および当事者への啓発活動を含めて、種々活動しております。たとえば、先日は会員の友人であるスウェーデンのバーント・ショーペリー氏(障害当事者)を迎えて講演会を開催いたしました(アメニティターミナル検討委員会の一環として)。このように障害者・高齢者をはじめとする、すべての人々がふつうに暮らせる社会をめざして、支援・啓発活動をするための資金の一部に充てるため助成を希望いたします。
(3) 「求めよ、さらば与えられん」という言葉のとおり、自分たちから求めていかなければ、手に入りません。というより求めてもなかなか手に入らないというのが現実なのですが。でも、「求めなければ、何もはじまらない」というのが、今回私たちが地震から今に至るまで「阪急伊丹駅」にかかわってきて得た教訓です。
とにかく、声をあげましょう。外に向かって!!

【宝塚市】
●キントーン宝塚作業所 (障)11名職員2名親5名
(1) 震災をはさんで転居あるいは卒業等で登録障害者の減少に伴い、従来からの自転車操業がより困難となっているのが現状です。各々の介護料の拠出、親・教師からのカンパ等も含めてです。できうる限り、新しく野菜の販売なども行ったり、朝市・バザーなどへも出店していますが、とてもそれだけで解決するものではありません。いずこも同じだと言われればそれまでですし、見通しはありませんが、助成していただけるのであれば本当に助かります。
(2) 宝塚での被害が比較的軽微だったとはいえ、親を亡くした人・家が全壊の人がいます。とりわけ、被災後居住を転々とし、精神的に維持できず発病し必死で救援しました。まだ解決したということではなく、各々の心の傷がいえるものでもありません。避難所にも、障害児を抱えて行けるものでなくあらためて世間の厳しさと仲間とのつながりの必要を感じました。
(3) 様々な暖かいご支援ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

●障害者情報クラブ(障)31名、その他40名
(1) 当クラブでは、震災後地域で障害者を支えていくシステムの必要性を強く感じ、障害者の自立とそれを支えてゆく人々の輪を広げる目的で、ボランティア養成講座を開講した。具体的には、参加者が外出、身辺介助、摂食、救急救護法など、あらゆる障害者のあらゆる生活介助を学んでゆくものである。今後もこの講座を宿泊訓練も含めて継続し、在宅障害者を支える人々の輪を広げてゆき、また障害者への情報提供や自立、生活支援を軸にした活動を行なうためのものである。
(2) ・自宅が全壊し、跡地が幹線道路の予定地のため家を建てられず、また建てる費用も乏しく、かと言って保障が出るのも5年先になるか10年先になるのか分からない現状の中で、ふろもトイレも使えないような民間アパートで暮らしている身障者がいる。身障者、高齢者に向けての設備がある公営住宅を急いで多く建設することが望まれる。・震災後の激務により(公務員)、体をこわし入退院をくり返している障害者がいる。
(3) 街は一見、急ピッチに復興しているように思えるが、被災した人、特に高齢者や障害者など社会的弱者の人々の生活は、まだまだ多くの問題を残している。これは現在、日本の福祉が抱えている問題の縮図といってもよい。被災地だけのことを考えないで、全国民のこれからの課題として、共に考えてもらいたい。

【西宮市】
●オーロラ作業所(障)7名、その他2名
(1) 新作業所を来年の1月完成の予定で計画を進めてきました。土地も決まり、県の復興基金、その他の助成金と自己資金で、建築費までは目途が立ちましたが、問題はその中身です。空調設備や自動ドア、簡易キッチン、机、ロッカー等の設備費に財団等からの助成金をあてにしていたのですが、ことごとく漏れてしまいました。今回は自動ドアを購入したくこの助成金に申請しました。
(3) 私たちの作業所は、恐らく震災前よりもずっとすばらしい設備になると思います。予定では、エレベーターや自動ドアを設備に組み込むつもりです。せっかく新しく建てるのだったら、本当に誰もが使いやすいものをと思っています。それがたとえ、お金のかかることであっても。しかし、まだまだそれを震災ぶとりだとか、贅沢だと思っている人がいるようです。ちょっと残念です。

●キントーン作業所 (障)16名、その他4名
(1) 解放センターとして、作業所2ヵ所と介護派遣事業を行なっています。行政からの補助だけではかろうじて作業所運営ができるものの介護派遣事業には行政補助もなく専従費、事務費など障害者の個人負担になっており厳しい運営を強いられています。そこでこれらの活動の補助をお願いするものです。
(2) 世間の復興復旧がすすめばすすむほど、それからとりのこされざるをえない当事者は、ストレスが増大し、アルコール依存や不定愁訴に悩まされています。いま、そしてこれからこそ、「いやし」と「点検」が必要なのではないでしょうか。被災者も支援者も。

●日本脳性マヒ者協会全国青い芝の会総連合会兵庫青い芝の会 (障)72
(1) 会員の何割かが被災地に住んでおり、そこで生活し活動していくことをサポートすること。
(3) 脳性マヒ者の状況が悲惨なので運動をより強固にしていきたい。全国の人々に対して、まだ地震は終わっていないと訴え、支援を引き続き要請していきたい。

【神戸市】
●共働作業所くららべーかりー(障)5名職員1名
(1) 作業所の存在する新長田地区にはまだまだ人が帰ってきていません。毎月17日に行っている「一七市」に長田の地に愛着を持つ人が遠い仮設から来てくれますが、そういう人が帰らぬ限り、街も私たちの店も復興しません。区画整理で立ち退かねばなりませんが、どうなることやら。土地を買う金もなく、現在途方にくれています。しかし震災を通じて生まれた人の輪を大切に、そこに希望をつないでがんばります。
(2) 山吉市場という街中の市場の中に、店兼工場があります。市場の周囲は全焼・全半壊で、今でも地域に人々がもどって来ておりません。従って店に来るお客さんは激減しています。ただ良い事もあり、震災により全国各地から様々なお客さんが来て下さり、人と人とのつながりは密になりました。
(3) 神戸へ来て下さい。長田へ来て下さい。被災地を歩いて下さい。そして帰りに「くららべーかりー」に寄って下さい。そこからすべては始まります。そしたら元気が出てくるのです。
 ご支援ありがとうございました。

●社会福祉法人えんぴつの家(障)35名職員11名
(1) 震災以来1年8か月たちましたが、街はいまだにひび割れの状態です。運営している5事業所のうち、共働作業所(パン工場)は製品の売れ行きは沈んだままです。またライフデイケアは又前の道を掘り返しガス工事をしなければなりません。復興にはまだまだ時間と経費が必要です。
(2) 仮設住宅から通う人、他市へ転出したままの人、どういうわけか家にとじこもったままの人、などなど、目に見えないところに震災は残り、心のどこかにしこりのある生活を強いられているようです。
(3) ご支援に心よりお礼申し上げます。

●共働作業所シティライト(障)11名職員2名
(1) 私どものシティライトは自然食品店及び作業所を運営しております。障害の有無、種別にこだわらず、みんな普通に地域で暮らし、生きる場作りに取り組んでいます。震災で倉庫が全壊し、この7月にやっと新しく借りる事が出来たのですが、とても現状で使える状態でなく、改装を行いました。今年に入り店の補修工事、倉庫の敷金、改装出費が重なり、バザー収益等も底をついてきた。
(2) 震災前も店の売り上げが少なく、メンバーの給料は少なかった。なんと震災後はもっとひどくなり、今は1日200円しか払えない。その200円も給食費を払ったら0になる。これが震災の影響でないなんて誰が言える。神戸に早く人が帰ってこれるよう、市はもっと努力・援助をして欲しい。
(3) 作業所とか、新しく始める時は、少々お金が高くても、絶対、丈夫な建物にした方がよい。

●兵庫・地域ケアセンター(障)30名職員4名
(1) 精神障害者のグループホームと共同作業所を運営している団体です。グループホームは全国よりの義援金で完成させることができました。
 震災で家が全壊し仮設住宅にいる人も、もと住んでいた地域に戻ることができました。建物は完成しましたが、日常的な運営費に苦慮しております。ご支援いただければうれしいです。
(2) 全国の皆様のあたたかいご支援を受け、震災で失ったものも多いですが得たものも多くあると感じています。

●長田むつみ会(障)18名、その他3名
(1) 精神障害者のための小規模作業所です。1988年12月にスタートしました。昨年の震災では作業所のあったビルが全焼し、長田むつみ会は全部失いました。しかし、各方面からのさまざまなご支援で、昨年7月に別の場所で活動を再開することができました。運営費用については、神戸市・兵庫県から補助を受けましたが、職員の給料、レク費用、備品の購入等は不足しております。
(2) 長田区の作業所メンバーは60%が単身で生保です。震災では作業所メンバー(当時23人)の内、2人が死亡、17人(78%)が全焼・全壊で住むところを無くしました。現在、11人の人が仮設住宅で暮らしています。メンバー一様に早く落ち着く場・住む所を定めたいと言います。精神障害者がその地域で安心して暮らせるよう、行政的施策が望まれます。
(3) 作業所の再建・復興につきましては、全国のとても多くのみなさんから、ご援助をいただきました。ほんとうにありがとうございます。

●兵庫県スモンの会 会員110名、職員2名
(1) 1995年1月17日の地震で死者1人、自宅の倒壊などで11名が転居せざるを得なくなり、11名に10万円の見舞金を送りました。事務所のあるビルの工事は今年6月に終わり、1世帯70万円払い、財政的にかなり苦しくなりました。
 介護保険法反対、人種差別撤廃条約にもとづく差別行為の懲罰化などを訴えたいが、お金がしんどいです。
(1) 会員の被災者の方は転居しても一応おちついています。しかし、被災障害者、高齢者の方は大変と思います。生きるにはまず家が必要です。政府は雲仙のように1000万円くらい出すべきです。
(3) 日本政府は住専に莫大な税金を使い、国鉄の20兆円以上の債務も国民が負担します。障害者も含み国民はもっと怒るべきです。

【淡路島】
●共働作業所ぶったあ(障)11名職員4名
(1) 震災によって、市内の作業所で働くことができなくなった障害者2名を受け入れました。11名のメンバーを職員2名では困難となり、新たに職員2名を入れましたので、経済状態は大変苦しくなりました。助成があれば、ありがたいです。

(編集/橘高)


作業所すばる舎太陽工房再建 〜みなさんの応援でできました〜

第3次支援先の一つである西宮市のすばる舎太陽工房の完成式が9月29日に行われました。一階はかなり広い調理室で、近くの仮設住宅の高齢者に配達するお弁当(約100食)をつくるのに使うそうです。西宮市段町1−10−21(阪急「甲東園」東へ5分)

[写真あり 省略]


発言・はつげん

「裕福だから遠くへ避難したのではありません。なのに県外に家賃補助がないのはどうしてでしょうか?」KZさん「酒をのみ安定剤を口にせど眠られぬ夜の長く苦しき」「会話なく過ぎしひと日は応えなく花にものなど言うてみるなり」YMさん 「今困っているのはやはり住宅です。独りくらしの高齢者には部屋を貸してくれません。」YOさん(<県外避難者の実情と支援を考えるフォーラム>9/28神戸市内にて)
 「6月にイスタンブールで、180カ国が参加して行われた国際会議ハビッタット人間居住会議での『居住の権利宣言』は1.「居住の権利」の保障2.強制退去の禁止3.居住政策立案における当事者市民参加の保障。の理念に基づくもの。今こそ、兵庫県などの復興計画にも市民参加を求めましょう。」/「震災で亡くなった人の死因の96%が住居の倒壊によるもので、日本の住宅政策の貧困さが招いた人災と言える。大きな犠牲の教訓は、丈夫で低家賃の住居の保障は公的責任として、社会政策として行われなければならない、というものであった。『住宅は私的責任で、自助努力で』というこれまで日本の住宅政策が深く反省されるべきものだった筈だ。それなのに、何と昨年6月に建設大臣の諮問機関である住宅宅地審議会が『これからは住宅の取得については自助努力でなされるべき』という答申を出した。しかもその審議会には兵庫県知事と神戸市長が委員として出席していた。こんなひどい話はないですよ。」KHさん<被災後20ヵ月、被災者が思いのたけを語り聞く会>9/28芦屋市内にて)


被災地障害者センター 第7回全体会議

障害者救援本部〈大阪〉から第4次支援金の手渡し
被災地障害者センターの3年目の活動方針について
ご出席いただきいっしょに語って下さい

 みなさん、お元気でご活躍でしょうか。寒くなってきましたが、阪神・淡路大震災で支えあった心の温かさを思い出しながら頑張っておられることと思います。
 でも、やっぱりしんどいですよね。私たちが直面している現実は、待機所での展望のない生活、2度目の冬を迎える仮設住宅での孤独な生活、地域や人間関係が断ち切られた腹わたが震えるような不安な生活です。全半壊にあった小規模作業所の復興の努力はいまだ綿々と続けられており、消費税が上がる前に完了しなければ財政計画も崩れる状況で、時間に急がされながらも建物はいまだ見えていません。家族や友人をなくした心の傷、生活ブランを失ったむなしさを埋める条件もなく、それはほとんど人生のすべてにいやおうなく続くものでしょう。
 私たちはこれからも、自らの当面の生活を支えあう必要があります。今後の「復活」を支えあう必要があります。仮設住宅や、親戚・友人宅での避難生活から、自らの住宅を確保し、そこで新しい人間関係、地域を作り直さなければならないからです。そして、私たちの願う地域、社会、人間関係、生活をいっしょに実現していく必要があります。
 いっしょに作っていただいた『被災地障害者センター』の3年目の活動はどうあるべきか、これからもいっしょにどんな活動ができるのか、夢のある話をしていただきたいと思います。
1996年11月2日(土) 午後6時30分〜9時
兵庫県教育会館(JR・阪神「元町」山側徒歩10分)(地下鉄「県庁前」東徒歩5分)
午後6時30分〜  障害者救援本部第4次支援金の手渡し
 各グループの状況と問題点の報告
午後7時30分〜  被災地障害者センターの拠点活動報告
(神戸/西宮) 4月からの活動実績
会計報告と今後の見通し
3年目の活動方針提起


救援本部会計報告

「去年は被災地のさら地に花の種をまく姿がけっこう見られた。でも今年はあまり見ない。被災者は日を追うごとに疲れている。」という声を聞きました。「復興」の掛け声は誰が発しているのでしょうか。

収入のうちカンパの内訳

★支出について
救援金…95年度は義援金13グループ計824声のほか、震災直後の避難生活経費・各地域での拠点建設運営への支援金。96年度は、6団体に第三次支援金と一して1280万円を配布している。
救援物資…プレハブ3件建設とリース料金・移転内装設備費・車3台・バイク5台・印刷機・ワープロなど。
お見舞金…42団体分、1260万円
人件費…95年度中は、介助派遣・情報発信・物販・企画etc再生めざして常時17名が有償で活動(兵庫14名・大阪3名)。96年度は本部としての人件費支出は大阪3名分(1名は兵庫と兼務)。兵庫ではカンパなどを財源として11名。(神戸7名・西宮4名)
電話料…95年度中は、被災地に携帯電話5台と毎月の通話料金など。96年6月以降は本部事務所の電話代・・FAX通信ネット経費
★収入について
 街頭カンパは救援本部主催以外の街頭カンパも含みます。通信購読カンパ(千円)は個人・個体・企業のどれかに算入、用途は救援金カンパと同じです。現在331名の方からいただいています。


THE・街頭カンパ

救援本部主催

10月6日(日)天王寺
◆参加者 のべ27人
◇募金額
◆募金累計 
¥183,190
¥8,419,167

次回は11月3日(日) 11時〜6時地下鉄天王寺駅長室前です。来てね!

始まりから午後2時頃までは車いすの人を何人か含む15人位いたのでいいペースやなあと思ったのですが、3時頃から少しづつ減ってきて、最後は6人になってしまいました。今回は少し気が抜けてしまったのかカンパ金額も20万円を切りました。少し残念ですが、まぁこんな時もあります。来月は参加人数を増やして、今回の分までがんばりましょう!参加したみなさん、ご苦労さんでした。(共同連・柿久保)


もよおしのご案内

10月23日(水) 明石障問連・教育委員会交渉(詳しくは電話078−672−1000安田さんまで)
10月24日(木) 神戸・西宮・大阪スタッフ合同会議2時〜西宮北口事務所(電話0798−67−0057)
10月26日(土) 知的障害者全国交流集会実行委員会午後1時〜灘区在宅福祉センター
10月27日(日) 県外避難者支援チャリティイベント講演「今神戸から、いのちのメッセージ」神戸市立魚崎小教諭小崎佳奈子さん、県外避難者他 2時〜岸和田市岸城神社 主催/小さな友の会(0724−22−0686)
10月30日(水) 救援本部拡大事務局会議3時〜芦原橋解放センター(総福ではありません)
11月2日(土) 被災地障害者センター全体会議午後6時半〜兵庫県教育会館(JR元町北へ8分)
11月3日(日) 救援本部街頭カンパ前半11時〜後半ごご2時半〜地下鉄天王寺駅長室前
11月3日(日) ピータンハウスのガレージセール11時〜4時ハウス前(JR鷹取10分電話078−736−1776)
11月9日(土) 障害者支援!みんなでハッピーフェスティバル11時〜16時すさの公園(JR兵庫南東へ10分・被災地障害者センターの場所です)主催・フェスティバル自治労大阪市従実行委員会
11月16日(土) 知的障害者交流集会実行委員会1時〜しあわせの村
11月17日(日) くららベーカリー作業所一七市10時〜山吉市場(JR新長田駅北へ3分)
11月27日(水) 救援本部総会午後2時〜大阪府総合福祉センター(JR環状線芦原橋すぐ
11月30日(土)〜12月1日(日)障害者政策研究集会&知的障害者全国交流会イン神戸
☆プログラムをはさんでいます。読者のみなさんもたくさん参加してくださいね。


原稿を募集します 〜お待ちしています〜

◇救援本部では来年2月完成をめどに「活動記録集」をまとめようと準備していますが、読者の皆さんにも原稿を書いていただきたいと思います。【テーマ】「救援活動に参加して「私と被災地をつなぐもの」「救援本部によせる思い」など。【字数】800字程度【しめきり】11月11日(月)【送り先】〒536大阪市城東区東中浜2−2−16(FAX06−965−7967)救援本部まで郵送かFAXで。ワープロ原稿の場合フロッピーを送って下さると助かります。(印字したものも同封して下さい)☆申し訳ありませんが頂いた原稿はお返しできません。又、限られた紙面ですので場合によっては一部割愛させて頂くこともあります。悪しからずご了承ください。

<ありがとう!>
先月号でお願いしたアンケートが続々届いています。既に80通を越えました。とても嬉しいです。次号でご報告したいと思います。

総会のお知らせ
救援本部の総会を開きます。こ参加下さい!
とき・11月27日(水)ごご2時〜5時
・ヒューマインド(JR環状線「芦原橋」下車)
内容
(1)被災地障害者センターの活動・会計報告と3年目の活動について
(2)救援本部の活動・会計報告
(3)救援本部のこれからの活動について
 

(c) 1996兵庫県南部地震障害者救援本部 (デジタル化:神戸大学附属図書館)
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