各図書館室の被害状況(詳細)
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目次
人社・自然・人文・国際・人間の各館室は、六甲台キャンパスに位置しています。阪急線より北に上った山腹で、建造物被害の比較的少ない地域です。
医学部分館は、楠キャンパスに位置しています。JR神戸駅・大倉山公園に近く、かなりの被害のでている地域です。(図書館マップ)
学内で最も古い図書館で、閲覧室・書庫旧館は昭和8年の建物である。閲覧室部分は2階建、脇の雑誌センター・事務棟は6階建。
- 第一開架閲覧室・第二開架閲覧室(1階)
- 上部で相互に連結してあった書架(側板天板木製、棚はスチール製)の大部分が転倒。棚上のほとんどの図書が落下散乱し、書架の下敷きになり破損したものも多い。→写真
また書架の転倒により窓ガラスの一部が破損した。
- 第三開架閲覧室(1階)
- 書架の種類は第一、第二と同じであるが、配列方向が異なるため、転倒はせず、多数の図書が床に落下したにとどまった。
- 目録室(1階)
- スチール製カード箱が蛇行状に移動し、二段目のカード箱10ケースほどが床に仰向けに落下した。
- 大閲覧室(2階)
- 資料はなく、家具は閲覧机、椅子がほとんどであり被害なし。
なお、夏用の床置き扇風機8台が転倒、また額縁1枚が落下し破損した。
- サービス事務室(2階)
- キャビネット等が転倒し、書類が散乱した。
- カウンター・新刊雑誌周辺(2階)
- スチール製カードケースや木製雑誌架が転倒。新着雑誌や書類が散乱したが、CD-ROM検索用やOPAC検索用のPCに被害はなかった。
- 参考図書コーナー(2階)
- 壁面の木製書架の総て転倒。柱部に取り付けた転倒止め金具は引きちぎられ役に立たなかった。→写真
- 外国雑誌センター(2階)
- スチール製雑誌書架の総てが転倒し、多量のカレント雑誌が床に落下散乱した。
またレポート資料を綴じたファイルが総て棚から落下した。→写真
- 書庫(A,B,Cの三棟を接合しており、それぞれ6層の構造)
- 書庫は積層式であり、書架自体の被害はない。
ただしA棟最上層の全部およびB棟最上層の一部は、積層書架側板金柱が天井まで通じていず(上部連結金具はあり)、この部分のみ書架が揺れ方向にひしげた。→写真
壁面に置いている仮設単式書架、マイクロ・キャビネットはほぼ総て転倒し、多数の図書、マイクロ・フィッシュ等が床に散乱した。
積層式書架部分は、書架問に多数の図書が落下し上層ほど激しい。
- 集密書庫(3階)
- 並びに凸凹の歪みを生じ、書架が傾斜した部分があった。→写真
開口部を中心に図書が落下したが、閉じている部分ではほとんど落下していない。
書架の側面が平行して低くなっている天井を激しく打ち、天井の一部が破損した。床のひびわれ等の被害はなかった。
- 事務室(4・5階)
- 書架、書類棚の多くが転倒し、整理中の図書・雑誌および書類などが床に散乱した。→写真
壁面システム収納に被害はなく、ファイルが若干落下した程度。
- その他
- 建物自体は目視する限り異常はなかったが、詳細は建設会社が調査中。
その他2階部でガス漏れ、6階機械室で水漏れ、1階機械室の蛍光灯破損、トイレのタイルのはげ落ちなどがあった。
事務室や閲覧室に多数ある電算関係機器、ネットワーク関係機器の転倒はなく、システムやデータには被害がなかった。
昭和59年に開館した図書館で、4階建の独立建物である。
- 集密書庫(1階)
- 並びに凸凹の歪みを生じ、書架が若干傾斜した部分があった。
開口部を中心に図書が落下した。
隣接して設置の複写機が書架にあたり、機能確認が必要となる。
- 第二書庫・荷解室(1階)
- 内部の書架が転倒し、資料が落下した。
- 開架閲覧室(2階)
- 開架書架の一部が上部連結金具から外れ転倒し図書が落下した。→写真
閲覧席部分の被害はなかった。
- 開架閲覧室・研究閲覧室(3階)
- 資料の多数が書架から落下した。また2次資料を収納した書架が揺れと重みのため上部連結金具から外れ、ねじれたように歪んだ。→写真
閲覧席部分の被害はなし。
研究閲覧室では、壁面に置いた書架は転倒破損し資料は総て落下した→写真
- 新着雑誌コーナー(3階)
- 木製雑誌架のほとんどに、上下積み重ね部分の「ほぞ」のくい違いを生じた。→写真
しかし新着雑誌はほとんど落下しなかった。
- 事務室(4階)
- キャビネット・カードケース等が転倒し、整理中の図書・雑誌・書類が床に散乱。
端末・PC・WS等の電算機器類は被害なし。
- 会議準備室(4階)
- 書架が転倒し、資料が散乱した。
- 倉庫(4階)
- 消耗品等が激しく荷崩れした。
- その他
- 建物は比較的新しく、被害はなかった。
多数ある電算機器類には全く被害はなく、動作異常もなかった。また、システム・データについても異常はなかった。
文学部棟の1・2階部分(一部3階)に位置している。
- 事務室(1階)
- 整理用書架・キャビネット等多数が転倒し、整理中の資料・書類が床に散乱した。→写真
また転倒家具によりタイプライター等の若干の機器が破損した。
- 集密書庫(1階)
- 並びに凸凹の歪みを生じ、一部の書架が脱輪・傾斜した。
建物床部分に若干の亀裂を生じた。
開口部を中心に図書が多数落下した。
- 開架閲覧室(2階)
- 床置きのスチール製単式書架の多数が転倒、多数の図書が床に落下した。末広がりの木製書架は転倒を免れている。→写真
また閲覧席部分に被害はなかった。
- 雑誌閲覧室(2階)
- 雑誌架が転倒・倒壊し、再利用不可能な木製およびスチール製書架が多数生じた。
- マイクロ資料室(3階)
- 書架が転倒し、マイクロ資料が床に散乱した。
国際文化学部A棟の1〜3階部分に位置している。
- 事務室(2階)
- 整理用書架の多くが倒壊、あるいはひしげ、多数の資料が床に散乱した。→写真
- 開架閲覧室(2階)
- 開架閲覧室の書架の半数以上が倒壊し、約4万冊の図書が床に散乱した。→写真
- 参考図書コーナー(2階)
- 書架全体が所定の位置から多少ずれた。そして若干の参考図書が床に落下した。
- 雑誌閲覧室(2階)
- 雑誌架が所定の位置から前にずれ、若干の新着雑誌が落下した。
- 目録コーナー(2階)
- 木製カード箱の位置に多少のずれを生じた。
- 閲覧室(3階)
- 閲覧机・椅子のみで被害はなし。
- 書庫(1〜6層)
- 壁面に設置した単式スチール書架のほとんどが転倒し、配架図書が落下散乱した。
建物本体と一体の積層式書架は地震の影響を受けなかったが、図書の多くが書架間に落下し、上層ほどその度合いがはなはだしい。→写真
- その他
- 書庫と閲覧室の増築接合部の壁および取付け金具が破損し落下した。
電算関係機器に異常はなく、システム・データともに異常なし。
発達科学部A棟の1・2階部分(一部3階)に位置している。
- 事務室(2階)
- 整理用書架やスチール製カード箱が2〜3転倒し、床に資料や文書が散乱した。→写真
窓際に置いた4〜5台の端末は、前に40〜50cmせりだしたが被害はなかった。
- 閲覧室・新聞コーナー(2階)
- 南北に設置した7連の書架が全体に南方向に30〜40cm押し出され、若干の図書が落下した。
また発達科学部屋上の貯水槽が破損し、閲覧室・新聞コーナーにも天井から漏水し、少量の図書が水をかぶった。
- 書庫(1〜3層)
- 建物本体の一部に組み込まれた積層式書架に被害はなかったが、書架間に多くの図書が落下し1mに及ぶところもある。
また壁面に置いた単式書架はほぼ全て転倒した。→写真
- 郷土研究資料室(3階)
- 一部天井から漏水があり、資料1点が水をかぶった。
楠地区の附属病院中央診療棟南側に位置している。2階建の独立建物である。
- 玄関(1階)
- 玄関玄関内側のガラス扉が破損した。→写真
- 開架閲覧室(1階)
- 開架雑誌架、二次資料用書架、北側・東側の開架書架が倒壊し、多数の資料が床通路に落下し散乱した。→写真1 →写真2
閲覧席部分の被害はなかった。
- ブラウジング(1階)
- 図書、スライド、ビデオが棚から落下し散乱した。
- 事務室(2階)
- キャビネット、整理用書架が転倒し、資料や文書等の多くが床に落下散乱した。
また大型の印刷機が転倒し横倒しになった。
- 閲覧室(2階)
- 閲覧席部分に被害はなかった。
- 研究個室(2階)
- 内部の家具類が転倒したが、被害は軽微である。
- 書庫(1〜3層)
- 集密書架に被害はなかったが、開口部通路に多くの資料が落下した。積層式書架にも被害はなかったが、多数の資料が書架間や通路に落下した。
なお、資料の多くは製本雑誌であるが、特に落下がはなはだしい。→写真
- その他
- 図書館の建物には壁に大きく亀裂が入ったが、構造に関わる被害はないもよう。
電算関係機器類は各室に配置していたが特に被害はなく、システムやデータにも被害はなかった。