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https://doi.org/10.24546/00055897
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00055897 (fulltext)
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3
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00055897
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open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
見直しが必要なスウェーデン公的年金のALM : 年金改革の核・バッファーファンドの問題点
ミナオシ ガ ヒツヨウ ナ スウェーデン コウテキ ネンキン ノ ALM ネンキン カイカク ノ カク バッファーファンド ノ モンダイテン
その他のタイトル
The Time has Arrived when the ALM in Swedish Major Pension Reform has to be Refurbished - The Immaturity of ALM for the Buffer Fund
著者
著者名
久保, 英也
Kubo, Hideya
クボ, ヒデヤ
所属機関名
神戸大学大学院経営学研究科
収録物名
国民経済雑誌
巻(号)
188(6)
ページ
69-87
出版者
神戸大学経済経営学会
刊行日
2003-12
公開日
2009-02-26
抄録
1999年のスウェーデンの年金改革は,年金制度の重い課題に悩む先進各国に驚きの目を持って迎えられた。日本と同じ基礎年金と所得比例年金の二層立ての制度から所得比例方式による一階建て年金に改組したのに加え,「確定給付型=賦課方式,確定拠出型=保険料積立方式」という常識を覆す,確定拠出型=賦課方式という概念的確定拠出方式(Notional Defined Contribution Systems)を導入したからである。この制度を動かす精緻なシステムの一つに,意外に知られていないが,極めて.重要な役割を有するバッファーファンドがある。本稿では,マジックのようにさえ映る概念的確定拠出年金の基本数理構造を明らかにすると共にその中で安定的な年金給付の鍵を握るバッファーファンドの妥当性を検証する。バッファーファンドの運用戦略は,積立方式の確定拠出年金と同じであり,年金制度全体からみれば実質的に負債を有している点が見落とされている。現在苦境にある日本の厚生年金基金と類似した点も多く,その苦い経験を踏まえれば,負債を明確に認識した年金ALMの再構築が求められる。バッファーファンドは,運用収益が負債コストを安定的に超えることを最優先したリスク抑制型のポートフォリオへ軌道修正する必要がある。
カテゴリ
経営学研究科
国民経済雑誌
>
188巻
>
188巻6号(2003-12)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
0387-3129
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NCID
AN00090962
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