神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ
https://doi.org/10.24546/00056060

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メタデータID
00056060
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
特許の出願・権利化状況が示唆する技術戦略 : 薄型パネル表示装置を巡る製品開発競争環境
トッキョ ノ シュツガン ケンリカ ジョウキョウ ガ シサ スル ギジュツ センリャク ウスガタ パネル オ メグル セイヒン カイハツ キョウソウ カンキョウ
その他のタイトル
The Analysis of Competitive Environment in the Flat Panel Display Industry : Examination of Patent Database from a Disclose/Enclose Polisy Point of View
著者
著者名
森田, 弘一
Morita, Hirokazu
モリタ, ヒロカズ
所属機関名
神戸大学経済経営研究所
収録物名
国民経済雑誌
巻(号)
193(3)
ページ
61-76
出版者
神戸大学経済経営学会
刊行日
2006-03
公開日
2011-04-04
抄録
特許が有する経営資源としての効用については,研究開発を行う企業に対してその成果の独占的利益を保証するかどうかより,企業が協力・競合他社との関係も含めた様々な研究開発活動を行う際の調整的手段として重要であるとの議論がある。特に,新製品の市場投入において差別化と低価格化がほぼ同時並行的に進行する状況にあるデジタル機器については,研究開発の成果が企業に独占的な利益をもたらしているとは言い難く,その競争戦略を考える場合,特許を介した製品開発マネジメントの在り方は重要な示唆を与える。本稿では,デジタル機器の代表例として薄型パネル表示装置(FPD:FlatPanelDisplay)を取り上げ,それらの主要性能・技術に関する特許の出願・権利化状況の経年変化を製品及び性能レペルでの「イノベーションの活性状況」とみなしつつ,その製品開発競争環境を把握することの有効性について検証を試みる。
カテゴリ
経済経営研究所
国民経済雑誌 ＞ 193巻 ＞ 193巻3号（2006-03）
紀要論文