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https://doi.org/10.24546/00056138
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00056138 (fulltext)
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メタデータID
00056138
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
制度的工業教育の歴史的役割 : 明治期の高等工業学校・工業学校・農商務省と織物産地
セイドテキ コウギョウ キョウイク ノ レキシテキ ヤクワリ メイジキ ノ コウトウ コウギョウ ガッコウ コウギョウ ガッコウ ノウショウムショウ ト オリモノ サンチ
その他のタイトル
Historical Role of Formal Technological and Technical Education : Technical College,Technical School,MAC and Weaving Districts
著者
著者名
橋野, 知子
Hashino, Tomoko
ハシノ, トモコ
所属機関名
神戸大学大学院経済学研究科
収録物名
国民経済雑誌
巻(号)
195(2)
ページ
115-127
出版者
神戸大学経済経営学会
刊行日
2007-02
公開日
2012-04-03
抄録
西欧からもたらされた化学染料の導入をめぐって引き起こされた明治期織物業における粗製濫造問題は,織物生産地域に制度的工業教育の重要性を認識させることになった。化学染料による染色技術の定着のため,各地域では地元の有志や同業組合が講習所を設立し,農商務省の技師は講師としてそこに招聰され,新技術に関するノウハウを彼らに伝授したのである。このような過程で,従来からの生産地域は産地を形成していった。また制度化された教育機関であった講習所は,文部省による実業教育制度整備の際,府県立の工業学校へと転化していった。このように産業側からの要請によって設立された工業学校とは異なって,高等工業学校は,先行投資的な意味合いが強かったが,両教育機関は,織物産地の発展にとって重要な役割を果たすことになった。本稿が対象とした新技術の定着過程には,農商務省,文部省による「政策の束」が重要だったのである。
カテゴリ
経済学研究科
国民経済雑誌
>
195巻
>
195巻2号(2007-02)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
0387-3129
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NCID
AN00090962
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関連情報
NAID
110006208627
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