神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ
入力補助
English
カテゴリ
学内刊行物
ランキング
アクセスランキング
ダウンロードランキング
https://doi.org/10.24546/81003901
このアイテムのアクセス数:
12
件
(
2024-04-20
11:12 集計
)
閲覧可能ファイル
ファイル
フォーマット
サイズ
閲覧回数
説明
81003901 (fulltext)
pdf
1.91 MB
9
メタデータ
ファイル出力
メタデータID
81003901
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
TAT物語における人称性と時間性の探索的検討 : 図版1の分析
その他のタイトル
Heuristic research of person and temporality in TAT story, analysis of TAT card 1
著者
著者名
田淵, 和歌子
Tabuchi, Wakako
タブチ, ワカコ
所属機関名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
5(2)
ページ
27-37
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2012-03
公開日
2012-05-28
抄録
近年の TAT 研究では,検査者の「主観的解釈」(海本,2004)が重視されているが,中でも TAT が“物語”作成課題であることに注目し,物語すなわちナラティヴ(narrative)の枠組みから研究する動きが盛んになっている(Cramer,1996;大山,2004;海本,2005;草島,2005;粟村,2007;西河,2009)。ナラティヴの枠組みとは,TAT プロトコルを(1)視点の二重性,(2)出来事の時間的構造化,(3)他者への志向,という3点によって特徴づけられる物語として理解することを意味する。本論では,(1)(2)に着目し,基礎研究及び仮説生成研究という位置づけのもとに,図版 1 における人称性と時間性に関わる仮説生成を行った。成人 29 名に対して TAT を施行した結果,①TAT 物語は主人公の一人称と三人称で区分される,②TAT 物語の時間的構造は,単純な過去・現在・未来の出来事だけでなく,過去から現在までの持続や現在から未来への志向といった出来事も含まれる,③三人称よりも一人称で主人公を語る方が,語り手との心理的距離が近く,自己物語の「非線条的」(森岡,2002)な時間的構造との斉一性が見られる,等の仮説を得た。最後に,TAT における“時間”について再定義する必要があることを今後の課題として挙げた。
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
5巻
>
5巻2号(2012-03)
紀要論文
詳細を表示
資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1882-2851
OPACで所蔵を検索
CiNiiで学外所蔵を検索
eISSN
1882-5753
OPACで所蔵を検索
CiNiiで学外所蔵を検索
NCID
AA12316357
OPACで所蔵を検索
CiNiiで表示
関連情報
NAID
110009500572
CiNiiで表示
URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/node/18
ホームへ戻る