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https://doi.org/10.24546/81005420
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81005420 (fulltext)
pdf
3.42 MB
5
メタデータ
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メタデータID
81005420
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
The Story of Raga: A Man s Ethnography on His Own Society(VI): Rank-taking Ritual
著者
著者名
Yoshioka, Masanori
吉岡, 政徳
ヨシオカ, マサノリ
所属機関名
神戸大学大学院国際文化学研究科
収録物名
国際文化学研究 : 神戸大学大学院国際文化学研究科紀要
巻(号)
40
ページ
73-142
出版者
神戸大学大学院国際文化学研究科
刊行日
2013-07
公開日
2014-01-29
抄録
本論は、ヴァヌアツ共和国ペンテコスト島の北部(北部ラガ地方)出身のテフィムレ老が、自分の社会について自らラガ語で手書きノートに綴った民族誌的記述と、人類学者である筆者が、当地での自らのフィールドワークに基づいて得た情報をもとに書いた民族誌的記述を並置する形で提示する一種の実験的民族誌の第6部にあたる。テーマは、北部ラガ地方で現在も息づいている位階階梯制に関するもので、テフィムレ老は、それを具現する儀礼を中心に記述している。人類学の文脈では、ヴァヌアツ北部は、階梯制結社が存在するところとして多くの議論が行われてきた。テフィムレ老が記述しているものは、この階梯制結社に関連する儀礼であり、現在の北部ラガ地方の“伝統”の中核を占めるものである。本論の前半では、筆者自身の得た民族誌的データをもとに、位階階梯制、それを具現する儀礼の記述を行うと共に、人類学的理論との関連でそれらを分析したものを提示している。その後、テフィムレ老の位階取得儀礼に関する民族誌的記述をラガ語と英語の対訳で提示しているが、ラガ語の文法や単語の意味ができるだけ伝わるように、逐語訳の形で英訳を試みている。なお、現地語による現地文化の記述は、いくら直訳してもその意味を伝えることが難しい。というのは、言葉の背後にある文化的な規範や価値観が前提となって話が進んでいくからである。本論では、ラガ語、英語訳に共通する注を多量につけることで、テフィムレ老の記述した民族誌を解読していく。
カテゴリ
国際文化学研究科
国際文化学研究 : 神戸大学大学院国際文化学研究科紀要
>
40号(2013-07)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
English (英語)
ISSN
1340-5217
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