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https://doi.org/10.24546/81006278
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81006278 (fulltext)
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1.21 MB
37
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メタデータID
81006278
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
戦後日本における夜間中学の卵生と確立 : 1947-1955年
その他のタイトル
The Birth and Establishment of The Junior High Night Schools in Japan
著者
著者名
浅野, 慎一
Asano, Shinichi
アサノ, シンイチ
所属機関名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
7(2)
ページ
157-176
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2014-03
公開日
2014-05-28
抄録
本稿の課題は、1947 ~ 1955 年における夜間中学とそこで学ぶ生徒の労働-生活実態の一端を明らかにすることにある。1947 年、日本の学校教育に六三制が導入されたが、実際には、戦災・敗戦に伴う混乱の渦中、新制中学に通えない生徒が膨大な数にのぼっていた。そこで 1947 年、一部の中学教師が自発的に夜間学級を開設した。また 1949 年、神戸市立駒ケ林中学で、全国初の公立夜間中学が誕生し、以降、各地で公立夜間中学が次々に設立されていった。しかし文部省・多くの教育委員会および日教組は、夜間中学が児童労働の容認・六三制の破壊に通じるとみなし、その設置に消極的であった。そこで当時の夜間中学に関しては公式記録に残らず、埋もれていった歴史的事実も多く、その全貌を把握することは難しい。確認し得る資料からみる限り、当時の夜間中学は、近畿地方を中心に西日本に多数開設され、全国的には5つの地域類型が存在した。また各地域毎の個性・地域労働市場に基づく差異も鮮明であった。当時の生徒は、20 歳未満の若年層をはじめとする学齢超過者を多く含み、ほとんどが貧困家庭出身の不熟練労働者または家事・家業等での不安定就労者であった。
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
7巻
>
7巻2号(2014-03)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/node/18
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