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https://doi.org/10.24546/81006938
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81006938 (fulltext)
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メタデータID
81006938
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
グローバル金融危機の中東欧経済への影響
グローバル キンユウ キキ ノ チュウトウオウ ケイザイ エノ エイキョウ
その他のタイトル
Impacts of the Global Financial Crisis on the Central and Eastern European Economies
著者
著者名
吉井, 昌彦
Yoshii, Masahiko
ヨシイ, マサヒコ
所属機関名
神戸大学大学院経済学研究科
収録物名
国民経済雑誌
巻(号)
201(6)
ページ
21-33
出版者
神戸大学経済経営学会
刊行日
2010-06
公開日
2014-12-02
抄録
グローバル金融危機は,ユーロ域だけではなく,中東欧諸国にも大きな経済的打撃をもたらした。とりわけ,エストニア,ラトヴィア,リトアニアのバルト 3 国への経済的打撃は極めて深刻であった。この経済的打撃の要因は,第 1 に,旧 EU 加盟国からの過剰な金融資本の流入によって引き起こされた経常収支赤字,対外債務の拡大であった。そして,第 2 に,金融危機に直面した大手金融機関がこれら諸国から資金を引き揚げた結果,対外債務の返済が困難になったことであった。バルト3 国の場合には,さらに,固定為替相場制度が危機をより一層深刻化させた。しかしながら,同じく,対 GDP 比で25%の経常収支赤字を記録し,固定為替相場制度を採用しているブルガリアでは,金融危機の影響はそれほど深刻ではなかった。危機以前に財政収支は黒字であり,緊急財政政策を実施できたことがその要因である。他方,同様に大きな経常収支赤字を記録していたルーマニアでは,景気拡大に伴い歳出を拡大させたため,国際的金融支援を仰がなければならなかった。中東欧諸国へのグローバル金融危機の影響は,このように均一ではなく,政策対応の相違により異なっている。
キーワード
世界金融危機
資本流入
経常収支赤字
固定為替相場制度
中東欧諸国
カテゴリ
経済学研究科
国民経済雑誌
>
201巻
>
201巻6号(2010-06)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
0387-3129
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NCID
AN00090962
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関連情報
NAID
110007595422
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