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https://doi.org/10.24546/81006941
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2024-04-24
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81006941 (fulltext)
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メタデータ
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メタデータID
81006941
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
移民と送金が就学率に与える影響について : タジキスタンの家計調査を用いた実証研究
イミン ト ソウキン ガ シュウガクリツ ニ アタエル エイキョウ ニ ツイテ タジキスタン ノ カケイ チョウサ オ モチイタ ジッショウ ケンキュウ
その他のタイトル
The Effects of Migrant Remittances on School Attendance : The Empirical Study with Household Surveys in Tajikistan
著者
著者名
小川, 啓一
Ogawa, Keiichi
オガワ, ケイイチ
所属機関名
神戸大学大学院国際協力研究科
著者名
中室, 牧子
Nakamuro, Makiko
ナカムロ, マキコ
所属機関名
コロンビヤ大学
収録物名
国民経済雑誌
巻(号)
201(6)
ページ
67-84
出版者
神戸大学経済経営学会
刊行日
2010-06
公開日
2014-12-02
抄録
本研究の目的は,中央アジアの最貧国のひとつであるタジキスタンにおいて,近年急速に増加している移民からの送金が GDP の約 4 割近くを占めているという現状を踏まえ,こうした送金が同国の人的資本蓄積にどのような影響を与えているかを,家計調査のクロスセクションデータを用いて実証的に明らかにすることである。移民と送金という選択が内生的に決まっている場合に生じるセレクション・バイアスを修正した推計結果をみると,海外に居住している家族や親戚からの送金を受けている家庭の子どもはそうでない家庭の子どもに比べて, 2 %から16%就学する確率が高くなる傾向があることがわかった。これは,送金による収入の増加は,家計の資金制約を緩和し,より多くの資金が子どもの教育投資に振り向けられていることを示唆している。こうした傾向を強めるためにも,タジキスタン政府は,送金の取引費用の引き下げや国外在住の労働者の母国への投資奨励などを通じ,移民からより多くの送金を得られるよう努力することが求められるだろう。
キーワード
タジキスタン
移民
送金
セレクション・バイアス
カテゴリ
国際協力研究科
国民経済雑誌
>
201巻
>
201巻6号(2010-06)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
0387-3129
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NCID
AN00090962
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関連情報
NAID
110007595502
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