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https://doi.org/10.24546/81006963
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81006963 (fulltext)
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849 KB
13
メタデータ
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メタデータID
81006963
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
救急医の熟達と経験学習
キュウキュウイ ノ ジュクタツ ト ケイケン ガクシュウ
その他のタイトル
Expertise and Experiential Learning of Emergency Doctors
著者
著者名
松尾, 睦
Matsuo, Makoto
マツオ, マコト
所属機関名
神戸大学大学院経営学研究科
収録物名
国民経済雑誌
巻(号)
202(4)
ページ
13-44
出版者
神戸大学経済経営学会
刊行日
2010-10
公開日
2014-12-03
抄録
本稿は,救急医 7 名に対するインタビュー調査を基にした仮説発見型の研究として位置づけることができる。得られた質的データを分析したところ,以下に挙げる点を発見することができた。第 1 に,救急医には,「診療技術」「患者・家族とのコミュニケーション力」,「他医師・コメディカルとの協働能力」が求められることが明らかになった。また,熟達した救急医は,短時間の間に,患者・家族や他医師・コメディカルとコミュニケーションする能力を身につけていることが示された。第2 に,救急医は,「自己関連の信念」と「患者関連の信念」のバランスをとりながら医療に従事していた。熟達するほど医師は,ワークライフバランスを保つこと,および患者に意義のある死を迎えさせることを重視する傾向がみられた。第 3 に,救急医は,指導医や上級医といった「他者」から強い影響を受けており,熟達するにしたがい社会的なシステムやしくみの重要性を認識していた。第 4 に,若手の医師の熟達を支援する際,「教えること」と「考えさせること」の両立が大切になることが指摘された。以上の発見事実は,熟達論や経験学習論の観点から考察された。
キーワード
救急医
熟達
経験学習
信念
カテゴリ
経営学研究科
国民経済雑誌
>
202巻
>
202巻4号(2010-10)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
0387-3129
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NCID
AN00090962
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関連情報
NAID
110007698248
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