神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ
https://doi.org/10.24546/81008362

このアイテムのアクセス数:123件（2024-05-18 17:17 集計）

閲覧可能ファイル 

ファイル フォーマット サイズ 閲覧回数 説明
81008362 (fulltext) pdf 359 KB 68

メタデータ

ファイル出力

メタデータID
81008362
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
所得格差と女性の婚姻率 : 地域の結婚市場の視点から
ショトク カクサ ト ジョセイ ノ コンインリツ チイキ ノ ケッコン シジョウ ノ シテンカラ
その他のタイトル
Income Inequality and Female Marriage Rate : The Effects of Local Marriage Market Conditions on Marriage Decisions
著者
著者名
勇上, 和史
Yugami, Kazufumi
ユウガミ, カズフミ
所属機関名
神戸大学大学院経済学研究科
著者名
佐々木, 昇一
Sasaki, Shoichi
ササキ, ショウイチ
所属機関名
神戸大学大学院経済学研究科
収録物名
国民経済雑誌
巻(号)
204(3)
ページ
65-79
出版者
神戸大学経済経営学会
刊行日
2011-09
公開日
2014-12-04
抄録
結婚行動に関する近年の米国の研究では，若年女性の未婚化について，男性の雇用状況の悪化に伴って結婚市場において結婚可能な男性が減少したためではなく，男性就業者の賃金格差の拡大にその要因を求める実証研究が現れている。本稿では，日本の個票データを用いてこれら 2 つの仮説の妥当性を検証した。その結果，20歳台の男女について，地域の男性の所得格差の拡大は女性の未婚化を促すものの，その効果は観察されない地域の固定効果を考慮すると消滅すること，しかし一方で，地域の固定効果を考慮してもなお，男性の有業率の低下は女性の未婚化と有意な関係があることなどが明らかとなった。
キーワード
所得格差
結婚のサーチ
地域労働市場
カテゴリ
経済学研究科
国民経済雑誌 ＞ 204巻 ＞ 204巻3号（2011-09）
紀要論文