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https://doi.org/10.24546/81008770
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81008770 (fulltext)
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13
メタデータ
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メタデータID
81008770
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
『中世末期ドイツの民間信仰』における「エルベ」: ヴィル=エーリッヒ・ポイカートの「エルベ」概念
その他のタイトル
'Elbe' in 'Deutscher Volksglaube des Spatmittelalters' : The Concept of 'Elbe' by Will-Erich Peuckert
著者
著者名
馬場, 綾香
Baba, Ayaka
ババ, アヤカ
所属機関名
神戸大学大学院国際文化学研究科
収録物名
国際文化学
Intercultural Studies Review
巻(号)
28
ページ
49-71
出版者
神戸大学大学院国際文化学研究科
刊行日
2015-03-20
公開日
2015-03-12
抄録
本稿では民俗学者ヴィル=エーリッヒ・ポイカートWill-Erich Peuckert(1895-1969)が使用した「エルベ」Elbe の概念について、『中世末期ドイツの民間信仰』Deutscher Volksglaube des Spätmittelalters(1942)の記述を通して分析した。研究者によって異なる「エルベ」の意味づけはドイツ語圏の民間伝承研究史において重要である。しかしその変遷を加味せず「妖精」などと安易に訳されることで誤解を招いている。本稿はポイカートによる「エルベ」の特異な用法に着目することで研究史の一端を明らかにした。 ポイカートは「エルベ」をデーモンの変種と捉える。デーモンとは宗教哲学者ルドルフ・オットーRudolf Otto(1869-1937)の提唱した「ヌミノーゼ」の感情を抱かせる存在である。ポイカートは、ヌミノーゼの感得によりデーモンを表象する精神性が中世末期に大きく転換したと考えた。「エルベ」はこの転換以降に新しく登場したデーモン的存在と見なされている。ポイカートの精神史観を踏まえた上で「エルベ」の意味するところを考察する。
カテゴリ
国際文化学研究科
国際文化学
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28号(2015-03-20)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
eISSN
2187-2082
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URI
http://web.cla.kobe-u.ac.jp/kbkjnl
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