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https://doi.org/10.24546/81008868
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81008868 (fulltext)
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271
メタデータ
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メタデータID
81008868
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
親子の情緒的関係性と実際の交流からみた反抗期についての一考察
オヤコ ノ ジョウチョテキ カンケイセイ ト ジッサイ ノ コウリュウ カラ ミタ ハンコウキ ニツイテノ イチコウサツ
その他のタイトル
A study of the second of period of rebelliousness from the perspective of emotional relation and actual interchange between parrents nad children
著者
著者名
野村, 有輝
Nomura, Yuki
ノムラ, ユキ
所属機関名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
収録物名
神戸大学発達・臨床心理学研究
巻(号)
13
ページ
32-37
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科心理発達論分野
刊行日
2014-03
公開日
2015-04-27
抄録(自由利用可)
本研究では,親子の情緒的関係性と親子での実際の交流の程度が反抗的な感情の生起や反抗的行動の表出に与える影響について検討することを目的とし,中学生1年生から3年生までの148名(男子80名,女子68名)を対象に,反抗の様子(反抗感情・反抗行動)について観測する尺度,親子の情緒的な関係性を測定する尺度,親との実際の交流の程度を測定する尺度を実施した。まず,基礎的研究として,協力者の性別,学年,両親の性別別での反抗の程度の差異を検討した。その結果,中学2年生が一番反抗の表出が高く,また母親に対する反抗において男子が高いなど,先行研究を支持する結果となった。親子の情緒的関係性と実際の交流の程度が反抗に与える影響についての検討では,情緒的関係性が反抗感情と直接的な負の関連を示し,さらに反抗感情は反抗行動と正の関連を示した。また親との実際の交流の程度は,反抗感情・反抗行動のどちらにも関連を示さなかったが,親子の情緒的関係性と中程度の相関がみられた。以上から,親子の情緒的関係性が良好になると,反抗的感情の生起を抑制し,結果として反抗的な行動の表出を抑制することが示唆された。また,交流が増加すると,情緒的関係性が良好になる傾向があり,間接的に反抗感情の生起や反抗行動の表出に影響を与えることを示唆する知見が得られた。
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学発達・臨床心理学研究
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13号(2014-03)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
NCID
AA11821911
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