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https://doi.org/10.24546/81008876
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81008876 (fulltext)
pdf
456 KB
196
メタデータ
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メタデータID
81008876
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
自死遺族の心理と自死遺族相談の在り方
ジシ イゾク ノ シンリ ト ジシ イゾク ソウダン ノ アリカタ
その他のタイトル
Psychology of survivors of suicide and ways to counsel survivors of suicide
著者
著者ID
A0498
研究者ID
1000000230730
KUID
https://kuid-rm-web.ofc.kobe-u.ac.jp/search/detail?systemId=a2b1175f7898fc7d520e17560c007669
著者名
吉田, 圭吾
Yoshida, Keigo
ヨシダ, ケイゴ
所属機関名
人間発達環境学研究科
収録物名
神戸大学発達・臨床心理学研究
巻(号)
14
ページ
36-42
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科心理発達論分野
刊行日
2015-03
公開日
2015-04-27
抄録(自由利用可)
自死によって親族や友人を亡くした自死遺族は、様々なストレスにさらされトラウマを抱えて生きている。そのような自死遺族の心理とは何か、自死遺族相談はどのように進行していくべきか、何が目的なのかについて考察することが本論文の目的である。自死遺族の抱える問題を、自殺という言葉の意味、トラウマケアとしての自死遺族相談、自死遺族相談の初期段階における問題、遺体に接するというトラウマ、自死遺族自身の抱える苦悩、自死遺族の受ける二次被害、自死と宗教、自死遺族相談における連携の問題、自死遺族相談の原則などについて議論した。その結果、自死遺族において、大切な人を自死で亡くしたことがから受ける誹謗中傷などによって、仮面をかぶり、真実を日常において明らかにすることができないこと、自死遺族にとって、遺体の検体、相談を受けることがトラウマになりやすいこと、自死を遂げた人への供養における諸問題を解決することの重要性などを検討した。今後、宗教上の問題や、自死遺族相談のプロセス、自死遺族相談における目標などについて、さらなる議論や考察が待たれることがわかった。自死遺族にとって、相談することそのものがトラウマに触れることになるのである。
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学発達・臨床心理学研究
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14号(2015-03)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
NCID
AA11821911
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