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https://doi.org/10.24546/81008993
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81008993 (fulltext)
pdf
790 KB
13
メタデータ
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メタデータID
81008993
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
戦前期企業・官営工場における従業員の学歴分布 : 文部省『従業員学歴調査報告』の分析
センゼンキ キギョウ カンエイ コウジョウ ニオケル ジュウギョウイン ノ ガクレキ ブンプ モンブショウ ジュウギョウイン ガクレキ チョウサ ホウコク ノ ブンセキ
その他のタイトル
Distribution of Educational Background of Employees in 1935
著者
著者ID
A1151
研究者ID
1000000346248
KUID
https://kuid-rm-web.ofc.kobe-u.ac.jp/search/detail?systemId=aa48260664fb389c520e17560c007669
著者名
藤村, 聡
Fujimura, Satoshi
フジムラ, サトシ
所属機関名
経済経営研究所
収録物名
国民経済雑誌
巻(号)
210(2)
ページ
53-73
出版者
神戸大学経済経営学会
刊行日
2014-08
公開日
2016-03-01
抄録
本稿は戦前期の企業や官営工場における従業員の学歴分布を明らかにすべく,昭和 5 (1930)年に文部省が作成した『従業員学歴調査報告』を分析する。同史料は企業や官営工場など約71万人の従業員の学歴・職位・性別を網羅した調査書である。その記載様式は諸々の業種(卸売業・百貨店・銀行・鉱業・紡織工業・陸海軍工廠・八幡製鉄所など)を事務系従業員と技術系従業員に分けており,本稿も事務系従業員が多数を占めるホワイトカラー企業と,技術系従業員が中心のメーカー企業に区分して考察した。その結果,ホワイトカラー企業とメーカー企業では,事務系従業員と技術系従業員の構成比率が著しく異なるほか,業種ごとに女性従業員の比率や上級管理職への学歴別就位率に差異がある状況が観察できた。また貿易業は多数の学卒者を雇用して高学歴指向であるものの,上級管理職への昇格では学卒者と初等教育修了者の扱いはほとんど同等であり,そうした分析を踏まえて「戦前期企業は学歴に基づく強固な身分制社会」という従来の研究史の理解は些か画一的であり,戦前期の企業社会は多様性に富んでおり,その実態解明にはさらに分析を蓄積する必要があるという結論を得た。
キーワード
学歴社会
従業員学歴調査報告
高等教育
シグナリング理論
カテゴリ
経済経営研究所
国民経済雑誌
>
210巻
>
210巻2号(2014-08)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
0387-3129
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NCID
AN00090962
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関連情報
NAID
110009821198
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