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https://doi.org/10.24546/81009891
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2024-03-29
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81009891 (fulltext)
pdf
1.30 MB
112
メタデータ
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メタデータID
81009891
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
グローバル雑誌の翻訳における再文脈化について : 言語テクストと写真の英日独比較
その他のタイトル
Magazine Translation as Recontextualisation : Comparison and analysis of texts and images
著者
著者ID
A1090
研究者ID
1000040199352
KUID
https://kuid-rm-web.ofc.kobe-u.ac.jp/profile/ja.08170a33d0596527520e17560c007669.html
著者名
藤濤, 文子
Fujinami, Fumiko
フジナミ, フミコ
所属機関名
国際文化学研究科
収録物名
国際文化学研究 : 神戸大学大学院国際文化学研究科紀要
巻(号)
48
ページ
165*-182*
出版者
神戸大学大学院国際文化学研究科
刊行日
2017-07
公開日
2017-08-18
抄録
人や情報が地球規模で移動するグローバル時代において、翻訳を介した間接的なコミュニケーションを選択するのは、単なる意思疎通のためだけではなく、世界の均質化に抵抗して自己のアイデンティティや人権を守るためであったり、また情報格差を避けるためであったりもする。さらに、翻訳とは、ある歴史的・社会的コンテクストで産出された起点テクストを、別のコンテクストで再産出する行為であり、テクストの再文脈化と言える。こうした観方を踏まえて、グローバル雑誌を例にして、翻訳を再文脈化と捉えて英日独の3バージョンを比較分析する。翻訳対象の記事選定、写真選定、ページ配置などの全体構成に編集者の介入があることを確認し、写真の影響力で、ときに非西洋世界を未開で野蛮とする表象が強烈な印象とともに拡散ないしは強化されることを指摘する。また大小様々な変更を加えることで生じるテクスト全体の評価付けのスタンスの違いを浮き彫りにする。雑誌作成は、ジャーナリスト、写真家、編集者をはじめ多くのスタッフが関わる協働作業であり、さらに翻訳版作成に、翻訳者、翻訳版編集者などが加わる協働により、テクストの潜在的価値が引き出される可能性があると見る。
カテゴリ
国際文化学研究科
国際文化学研究 : 神戸大学大学院国際文化学研究科紀要
>
48号(2017-07)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1340-5217
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