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https://doi.org/10.24546/81010292
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81010292 (fulltext)
pdf
1.35 MB
38
メタデータ
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メタデータID
81010292
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
ホモ・サピエンスの史的唯物論とグローバル・イシュー : グローバル・イシューをグローバルに考察する
ホモ・サピエンス ノ シテキ ユイブツロン ト グローバル・イシュー : グローバル・イシュー オ グローバル ニ コウサツ スル
その他のタイトル
The Historical Materialism of Homo Sapiens and the Rise of Global Issues
著者
著者ID
A0040
研究者ID
1000040202593
KUID
https://kuid-rm-web.ofc.kobe-u.ac.jp/profile/ja.2830e2ac2d9e6ac1520e17560c007669.html
著者名
浅野, 慎一
Asano, Shinichi
アサノ, シンイチ
所属機関名
人間発達環境学研究科
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
11(2)
ページ
81-91
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2018-03-30
公開日
2018-05-18
抄録
本稿の目的は、 グローバル・イシューの生成過程を、 ホモ・サピエンスの歴史との関連で考察することにある。 グローバル・イシューの生成には、 6つの契機がある。 ①宇宙の誕生に伴う 「時間の矢」 と因果関係の生成、 ② 「生きる」 という目的をもち、 死を宿命づけられた生命の誕生、 ③イシューを脳によって認識し、 生活環境をグローバルに広げたヒトという生物種の誕生、 ④余剰生産を可能にした農耕・牧畜の発明、 ⑤余剰生産物を飛躍的に増加させ、 グローバルに流通させた帝国主義・資本主義、 そして⑥多国籍企業と移民労働力を機軸とするポスト・コロニアルの世界資本主義システムである。 今日のグローバル・イシューは、 a) 国境を越えた階級構造の拡張、 b) 国民主権の幻想の崩壊、 c) それに伴う治安の悪化と監視社会化に伴う民主主義の空洞化、 d) 地球環境破壊と核リスクの膨張、 そして e) 「人工知能 (AI)」 や 「死の技術的克服」、 遺伝子操作技術等によるホモ・サピエンスの歴史の終焉の可視化として立ち現れている。 ホモ・サピエンスに求められているのは、単なる技術的進歩ではなく、 新たな社会秩序とそれを担う自己形成 (人間発達) である。
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
11巻
>
11巻2号(2018-03-30)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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関連情報
URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/node/18
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