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https://doi.org/10.24546/81010306
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81010306 (fulltext)
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1.10 MB
177
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メタデータID
81010306
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
女子青年の語りから見えるもの : 親子間の葛藤とその変容に焦点を当てて
ジョシ セイネン ノ カタリ カラ ミエル モノ : オヤコカン ノ カットウ ト ソノ ヘンヨウ ニ ショウテン オ アテテ
その他のタイトル
Taken from Narratives made by female adolescents : Focused on emotional conflicts and reconstrructions of parent-child relationships.
著者
著者名
須崎, 暁世
Suzaki, Akiyo
スザキ, アキヨ
収録物名
神戸大学発達・臨床心理学研究
巻(号)
17
ページ
16-25
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科(心理発達論分野)
刊行日
2018-03-31
公開日
2018-05-28
抄録(自由利用可)
本論文は女子青年が,どのような親子間葛藤を体験しているのか,そして親子関係はどのように変容し,再構築に至るのかのプロセスに迫ることを目的とした。半構造化面接を 10 名の女子青年に行い,親子関係の変化プロセスを中心に,体験の聞き取りを行った。聞き取り資料はカテゴリー分析を行ったうえで,協力者の語りを重視し,成長の中での親子関係,女子青年から見た親の特徴,家族の変化などのエピソードを抽出し考察した。その結果,大きな反抗や親子の対立を経ずに,親子の再構築がなされている実態が明らかになった。しかし,親子関係の再構築は自然に起こるものではなく,それを支える肯定的要因が存在した。その要因は,①背景としての親との基本的な信頼関係,②親子関係の柔軟性,③親の変化とそれに気づくことができる青年の存在,などであった。その中で,受験や進学などのターニグポイントにおける親子の関係の好転,第三者の存在による親子関係の良好化した事例も見られた。こうした要因に支えられ,親子関係を調整し,再構築することが可能だったと考えられる。一方で,親子関係におけるコミュニケーションがうまくいかず,青年期の親子関係の再構築に失敗する事例も存在し,親子関係の再構築をどのように支援するかという課題も浮上した。
カテゴリ
神戸大学発達・臨床心理学研究
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17号(2018-03-31)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
NCID
AA11821911
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