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https://doi.org/10.24546/81010659
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2024-03-29
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81010659 (fulltext)
pdf
1.91 MB
20
メタデータ
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メタデータID
81010659
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
大学生における首尾一貫感覚と回想の関連
その他のタイトル
Relation between sense of coherence and reminiscence in college students
著者
著者名
雲財, 啓
著者ID
A0005
研究者ID
1000060186939
KUID
https://kuid-rm-web.ofc.kobe-u.ac.jp/profile/ja.9ca4e7be0dc581e9520e17560c007669.html
著者名
齊藤, 誠一
Saito, Seiichi
サイトウ, セイイチ
所属機関名
人間発達環境学研究科
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
12(2)
ページ
13-18
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2019-03-31
公開日
2019-03-20
抄録
個人の持つ資源に焦点を当て健康になる要因に注目する健康生成論において,その中核概念である首尾一貫感覚は,健康の保持・増進に寄与することがこれまで検討されている。首尾一貫感覚は,一貫性,バランスのとれた負荷,結果形成への参加,情緒的結びつきに特徴づけられた人生経験によって形成することが理論的,実証的に判明しているが,過去の経験を再評価した際の影響については十分に検討されているとは言い難い。そこで本研究では,回想の量的次元として回想頻度,質的次元として肯定的回想,否定的回想,再評価的回想を想定して,それぞれが首尾一貫感覚の構成要素に与える影響について,パス解析を用いて検討を行った。その結果,回想頻度および否定的回想が把握可能感,処理可能感に対して負の影響,再評価的回想が処理可能感,有意味感に対して正の影響を持つことが確認された。回想頻度および否定的回想の負の影響はアイデンティティを探す青年期に特有のものであり,再評価的回想の正の影響は再評価による過去の経験への新たな特徴の付与が関連していると考えられる。ただし本研究の結果は,首尾一貫感覚の変動可能性および形成過程の観点から限定的であり,回想が首尾一貫感覚へどの程度寄与するかについてはより詳細な検討が必要であると考えられる。
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
12巻
>
12巻2号(2019-03-31)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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関連情報
URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/node/18
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