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https://hdl.handle.net/20.500.14094/90005686
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90005686 (fulltext)
pdf
1.42 MB
9
メタデータ
ファイル出力
メタデータID
90005686
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
幕末期(1859-1862年)のロシア領事館における気象観測記録と気象庁データの均質化にもとづく函館の気温の長期変動
その他のタイトル
Temperature Variability in Hakodate Based on the 19th Century Meteorological Records Taken at the Russian Consulate and the Data from Japan Meteorological Agency
著者
財城, 真寿美 ; 木村, 圭司 ; 戸祭, 由美夫 ; 塚原, 東吾
著者名
財城, 真寿美
著者名
木村, 圭司
著者名
戸祭, 由美夫
著者ID
A1114
研究者ID
1000080266353
KUID
https://kuid-rm-web.ofc.kobe-u.ac.jp/profile/ja.3ffa6c56565be021520e17560c007669.html
著者名
塚原, 東吾
Tsukahara, Togo
ツカハラ, トウゴ
所属機関名
国際文化学研究科
収録物名
地理学論集
巻(号)
89(1)
ページ
20-25
出版者
北海道地理学会
刊行日
2014
公開日
2019-03-15
抄録
小氷期の末期にあたる江戸時代後期には,まだ気象庁による公式の気象観測が開始されていなかったため,気象庁のデータは当時までさかのぼることができない。一方で,幕末期の函館において1859 ~ 1862 年の4 年間にわたり,ロシア領事館付のロシア人医師アルブレヒトが気象測器を使用した観測記録が残存していることが分かった。この幕末期の気象観測データは,現在の函館地方気象台のデータとは観測地点や観測頻度が異なるため,その差を補正するために気温データについて均質化を実施した。幕末期の函館の気温を20 世紀の函館地方気象台の気温と比較したところ,暖候期の低温と寒候期の高温傾向がみられた。その要因として,幕末期の観測地点が,現在より海洋性の性質を示すことから,海風の影響を受けやすかったと考えられる。また,幕末期の年平均気温は,函館の最近30 年間の平年値よりも約2.0℃低く,その寒冷な傾向は幕末期から20 世紀初頭まで継続していた。
キーワード
函館
19 世紀
気象観測記録
気候復元
カテゴリ
国際文化学研究科
学術雑誌論文
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資源タイプ
journal article
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1882-2118
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DOI
https://doi.org/10.7886/hgs.89.20
NAID
130004698107
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