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https://doi.org/10.24546/00056054
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00056054 (fulltext)
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3.63 MB
2
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00056054
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open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
戦前期企業の退職実態 : 貿易商社兼松の退職制度
センゼンキ キギョウ ノ タイショク ジッタイ ボウエキ ショウシャ カネマツ ノ タイショク セイド
その他のタイトル
Retirement in a Prewar Trading Company "Kanematsu"
著者
著者名
藤村, 聡
Fujimura, Satoshi
フジムラ, サトシ
所属機関名
神戸大学経済経営研究所
収録物名
国民経済雑誌
巻(号)
193(2)
ページ
75-98
出版者
神戸大学経済経営学会
刊行日
2006-02
公開日
2011-04-04
抄録
従来の戦前期企業の退職制度に関する研究は職工を抱えるメーカー系大企業が中心であり,ホワイトカラーの報告事例は近年になって徐々に増えつつある。本稿では貿易商社兼松を題材に,同社の退職制度とその実態を検討した。兼松では大正5年に停年退職制度を導入したものの,その後の退職者約120名のうち停年退職は4名にすぎず,大部分は解雇や病気であった。しかし大正7年に創設された社員持株会である兼松奨励会は有効に機能し,長期勤続者には停年前に退職しても安定した生活を保障する多額の退職金が支給された。また退職後の生活設計について上司は親身であり,そうしたきめ細かい対応によって,温情的な家族主義と厳しい実力主義という本来ならば両立しがたい2つの要素の併立が可能になり,社内の不安や不満が抑えられると共に,社員全体の能力は高水準で維持された。
カテゴリ
経済経営研究所
国民経済雑誌
>
193巻
>
193巻2号(2006-02)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
0387-3129
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NCID
AN00090962
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関連情報
NAID
110004028023
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