神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ
入力補助
English
カテゴリ
学内刊行物
ランキング
アクセスランキング
ダウンロードランキング
https://doi.org/10.24546/00056166
このアイテムのアクセス数:
31
件
(
2024-04-24
04:06 集計
)
閲覧可能ファイル
ファイル
フォーマット
サイズ
閲覧回数
説明
00056166 (fulltext)
pdf
1.06 MB
27
メタデータ
ファイル出力
メタデータID
00056166
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
日本市場へ後発的に参入した多国籍企業の経験 : ユニリーバ、 1964~2000年
ニホン シジョウ エ コウハツテキ ニ サンニュウ シタ タコクセキ キギョウ ノ ケイケン ユニリーバ 1964 2000
その他のタイトル
Late Comers in Japan Market from Overseas : Unilever, 1964-2000
著者
著者名
桑原, 哲也
Kuwahara, Tetsuya
クワハラ, テツヤ
所属機関名
神戸大学大学院経営学研究科
収録物名
国民経済雑誌
巻(号)
196(1)
ページ
69-90
出版者
神戸大学経済経営学会
刊行日
2007-07
公開日
2012-04-03
抄録
すでに日本企業が地位を打ち立てている日本市場へ,1964年後発的に参入したユニリーバは,日本で長期にわたり試行錯誤を経験した。競争上の優位性を築くことは容易なことではなかった。1980年代に入ると,日本の粧業品企業の東南アジア進出が大規模になった。こうした日本企業の動きに対抗して,ユニリーバは,日本市場での地位を確立する必要を再認識した。ユニリーバのグローバル戦略における日本投資の重要性は大幅に上昇した。そうした問題意識の下に,ユニリーバは日本における事業の再構築を目指した。そして,慎重に選ばれた製品ブランドの系列を,日本市場へ次々と投入し始めた。しかし,それらを担当するブランドマネジャーは日本では十分には育っておらなかったので,本社は多数の社員を日本へ派遣しなければならなかった。1980年代後半から1990年代にかけて,その数は非常に増加した。同時に,日本人社員のリクルートと教育訓練に多大な投資を始めた。1980年代後半から急に増加したブランドの中には,投入の当初は失敗するものが多かった。こうした経験をユニリーバ社員は,短期間に集中的にした。それは,1980年代後半から定期採用で入社した日本人社員を中心とするユニリーバ社員が日本の消費者と競争者にたいする理解を深め,学習を重ね,ブランド・マネジメントを組織的に展開する能力を作り上げるプロセスであった。1990年代半ばに入ると,日本市場においてユニリーバは粧業品分野で成功を収めるようになった。成功するブランドの数は増加し,日本におけるユニリーバの地位は確立されていった。
カテゴリ
経営学研究科
国民経済雑誌
>
196巻
>
196巻1号(2007-07)
紀要論文
詳細を表示
資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
0387-3129
OPACで所蔵を検索
CiNiiで学外所蔵を検索
NCID
AN00090962
OPACで所蔵を検索
CiNiiで表示
関連情報
NAID
110006378723
CiNiiで表示
ホームへ戻る