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https://doi.org/10.24546/00333752
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00333752 (fulltext)
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メタデータID
00333752
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
マーティノーと人口学説 : 『ガルブリッジ島の幸福と災難』を読む
マーティノー ト ジンコウ ガクセツ ガルブリッジトウ ノ コウフク ト サイナン オ ヨム
その他のタイトル
H.Martineau's Illustration of Population Doctrine-Reading her Weal and Woe in Galveloch-
著者
著者名
上宮, 正一郎
Uemiya, Shoichiro
ウエミヤ, ショウイチロウ
所属機関名
神戸大学大学院経済学研究科
収録物名
国民経済雑誌
巻(号)
185(4)
ページ
1-18
出版者
神戸大学経済経営学会
刊行日
2002-04
公開日
2007-06-27
抄録
マーティノーは1830年代に経済学の諸原理の作用をフィクションの形で展開し,経済学の大衆化に貢献した。その「経済学例証」シリーズの中で,マルサスの人口学説の例証を展開したのが「ガルプリッジ島の幸福と災難」物語である。しかし,登場人物の会話や著者の説教の形での時々のマルサス人口学説の教化にもかかわらず,そのストーリーは突然の不作という一時的・偶然的要因の作用に強く依存しており,経済成長過程におけるダイナミックな人口法則の作用の適切な例証に必ずしも成功しているとは思われない。従って,多くの他の物語の場合と同様,経済学からの教訓が自然に示唆されてくるとは思われず,説教的色彩が濃厚な作品となっている。これを受けた分配論の辰開は,収穫逓減法則などと結合されて,一見リカードウ的ではあるが,それとは異質な階級調和論学説も混在したものとなっている。このことは,彼女が本来専門的な経済学者ではなく,ジャーナリストであったことに起因していると考えてよいだろう。
カテゴリ
経済学研究科
国民経済雑誌
>
185巻
>
185巻4号(2002-04)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
0387-3129
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NCID
AN00090962
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関連情報
NAID
110000445211
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