神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ
https://doi.org/10.24546/00339345

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00339345
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open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
環境税制改革の応用一般均衡(CGE)分析
カンキョウ ゼイセイ カイカク ノ オウヨウ イッパン キンコウ CGE ブンセキ
その他のタイトル
A Computable General Equilibrium Analysis of an Environmental Tax Reform in Japan
著者
著者名
朴, 勝俊
Park Seung-Joon
所属機関名
京都産業大学経済学部
収録物名
国民経済雑誌
巻(号)
186(2)
ページ
1-16
出版者
神戸大学経済経営学会
刊行日
2002-08
公開日
2008-08-11
抄録
本研究は,環境税制改革の効果に関する中規模の応用一般均衡モデル(CGE)によるシミュレーション分析である｡環境税(炭素･エネルギー税)の税収を還元する複数のシナリオの中で,労働税を減税するオプションにおいて,雇用水準を初めとする主要経済指標の改善がみられる｡また環境税によって低所得層ほど生計費が上昇するが,社会保障給付を通じて税収を還元すれば低所得層に有利にできる｡さらに,エネルギー集約産業に対する軽減措置をとれば,GDPや雇用が大幅に改善するが,必要な環境税率は高くなる｡総じて,静学的には｢二重の配当｣の可能性が示されたと言える｡
カテゴリ
国民経済雑誌 ＞ 186巻 ＞ 186巻2号（2002-08）
紀要論文