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https://doi.org/10.24546/80060001
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80060001 (fulltext)
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メタデータ
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メタデータID
80060001
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
ロールシャッハ・テストから見た「なぐり描き」法の効果について
ロールシャッハ テスト カラ ミタ ナグリガキホウ ノ コウカ ニツイテ
その他のタイトル
Effect of the Method of Mess Painting judging from the result of Rorschach Response.
著者
著者名
伊藤, 俊樹
Ito, Toshiki
イトウ, トシキ
所属機関名
神戸大学大学院総合人間科学研究科
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
1(1)
ページ
1-6
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2007-11-09
公開日
2007-11-14
抄録
なぐり描き (Mess Painting) の技法は,Luthe(1976) が個人の創造性を伸ばすために開発した技法で、自己実現をめざす健常者のための一種の芸術療法ともいえる.具体的には新聞紙になぐり描きをすることによって、被験者の抑圧された感情、心的エネルギーなどを解放させ、更に面接段階で描かれた絵をもう一度振り返らせ、そこで表現されているものを自分の内面に統合させていくことによって、被験者の内的な成長を促すものである。本研究では20代の男女9名を対象にこの「なぐり描き」法を6週間行い、その前後にロールシャッハ・テストを実施し、その変化を見ることとした。6週間の間に行った面接の結果からは、外的な変化として、新しい創作活動の実施、創作活動に於けるポジティブな変化、新しい体験に対する欲求の増大とそれに基づく活動の増大などが報告された。また、内的変化としては、イメージ・インスピレーションがわき上がりやすくなったこと、感情・欲求が出やすくなったこと、感覚が敏感になったことなどが報告された。ロールシャッハ・テストの変化としては、Mを中心とする運動反応の増大が特徴的に見られた。従って、「なぐり描き」法によって主として開発されるのは、Mによって示される建設的に使用しうる内的資質(想像性、共感性、自己受容、心的エネルギーなど)であることが示唆された。
カテゴリ
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
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1巻
>
1巻1号(2007-11-09)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/
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