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https://doi.org/10.24546/80060012
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80060012 (fulltext)
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640 KB
13
メタデータ
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メタデータID
80060012
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
ナショナル・トラストの現代的変容 : エンタープライズ化する新たなチャリティのあり方
ナショナル トラスト ノ ゲンダイテキ ヘンヨウ エンタープライズカ スル アラタナ チャリティ ノ アリカタ
その他のタイトル
Current Change of the National Trust : New type of Charity to be enterprised
著者
著者名
岡, 真理子
Oka, Mariko
オカ, マリコ
著者名
岡田, 章宏
Okada, Akihiro
オカダ, アキヒロ
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
1(1)
ページ
117-134
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2007-11-09
公開日
2007-11-14
抄録
本論文では、イギリスにおけるナショナル・トラストを対象に、この国の伝統的なチャリティが変容を遂げる過程を検証する。イギリスでは、19世紀末、一部の貴族を中心にオープン・スペース開放運動が広がる。ナショナル・トラストは、この運動を背景にしながら、1895年、美しい自然風景や歴史的建造物を保全するチャリティ団体として誕生する。その活動は、20世紀をとおして、プロパティの獲得とその維持・管理、公衆のアクセスの確保を中心に展開し、そこに独自の公益性を見出していた。しかし、1970年代以降、その姿は急速な変化を遂げていく。この頃から会員数が飛躍的に増加する。さらに、サッチャー政権下でチャリティが新たに公的サービスの担い手として位置づけられると、ナショナル・トラストは、訪問客のニーズに合わせたサービスの提供やプロパティを活用したイベントを実施するようになる。労働党ブレア政権が誕生すると、ナショナル・トラストは「地域開発」を掲げ、様々な事業を積極的に進める。2001年からは組織改革、2005年にはガバナンス改革が実行に移され、ナショナル・トラストの組織形態はますます民間企業化(エンタープライズ化)していくのである。本稿では、ナショナル・トラストが、いかに伝統からの変容を遂げていくかを具体的に考察していく。
カテゴリ
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
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1巻
>
1巻1号(2007-11-09)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/
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