神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ
https://doi.org/10.24546/80060018

このアイテムのアクセス数:278件（2024-04-27 09:41 集計）

閲覧可能ファイル 

ファイル フォーマット サイズ 閲覧回数 説明
80060018 (fulltext) pdf 1.65 MB 296

メタデータ

ファイル出力

メタデータID
80060018
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
回想された両親の養育スタイル認知が青年期の愛着表象に与える影響
カイソウ サレタ リョウシン ノ ヨウイク スタイル ニンチ ガ セイネンキノ アイチャク ヒョウショウ ニアタエル エイキョウ
その他のタイトル
The influence of perceived retrospective parenting style on attachment representation in the adolescence
著者
著者名
山口, 正寛
Yamaguchi, Masahiro
ヤマグチ, マサヒロ
所属機関名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
1(2)
ページ
1-9
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2008-03
公開日
2008-07-04
抄録
本研究では，回想された両親の養育態度認知が，一般的な愛着表象と関係特異的な愛着表象に与える影響について検討することを目的とした。また，一般的な愛着表象が関係特異的な愛着表象に与える影響についても検討した。大学生256名を対象に，就学前における両親の養育態度を評定する尺度と，一般他者と関係特異的他者（恋人，友人）に対して，愛着の2次元（“親密性回避”，“見捨てられ不安”）で構成される愛着尺度を実施した。愛着尺度の相関分析からは“親密性回避”と“見捨てられ不安”は関係性によらず関連していることが示され，個人の愛着表象は特定の関係性に関わらず一貫した傾向を示すと考えられた。パス解析の結果からは，就学前における両親の養育スタイルが肯定的であるほど，現在の一般他者と関係特異的他者への“親密性回避”傾向と“見捨てられ不安”傾向はいずれも低くなることが示された。また，一般他者への“親密性回避”傾向が高くなるほど，友人，恋人への“親密性回避”傾向と“見捨てられ不安”傾向は高くなることが示された。
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要 ＞ 1巻 ＞ 1巻2号（2008-03）
紀要論文