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https://doi.org/10.24546/80060023
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80060023 (fulltext)
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1.27 MB
12
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メタデータID
80060023
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
1906(明治39)年における「満州教員視察旅行」に関する研究
1906 メイジ 39ネン ニオケル マンシュウ キョウイン シサツ リョコウ ニカンスル ケンキュウ
その他のタイトル
A study on the teacher inspection trip in Manchuria in l906
著者
著者名
宋, 安寧
Song, Anning
所属機関名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
1(2)
ページ
37-47
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2008-03
公開日
2008-07-04
抄録
本稿は,1906(明治39)年陸軍省と文部省の協力のもとで行われた中等教育機関以上の学生,教員,小学校教員を参加対象とする「満洲旅行」の中の「満洲教員視察旅行」を注目し,視察の実態を明らかにしたうえで,旅行記に表れた教員の中国認識を分析するものである。教員の視察旅行に対し,陸軍省と文部省は奨励したが,府県では積極的に協力した場合もあれば,冷淡な態度を取った場合もある。陸軍の監督のもと,教員は満洲の各都市を訪れ,日露戦跡を中心に史跡,資源地,学校を見学した。日露戦争の勝利および軍の保護があったため,教員は内地旅行のような安心感を示しつつ,中国側の非難と反発も意識していた。なお,現地で他の視察団体と比べ,陸軍は教員に冷淡な態度を示した。世論では「満洲旅行」を高く評価していたが,参加した教員は実業,教育,軍事,政治という四つの面から旅行の価値を評価するとともに,旅行のマイナス面も指摘した。奈良県教員宗像逸郎は世論と異なり,肯定的な中国認識を示したが,そこには一等国民・戦勝国民としての優越感が存在していた。これは宗像の肯定的な中国認識の限界だと言わざるをえない。
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
1巻
>
1巻2号(2008-03)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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関連情報
URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/
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