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https://doi.org/10.24546/80060024
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80060024 (fulltext)
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1.29 MB
5
メタデータ
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メタデータID
80060024
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
明治後期秋田県における小学校教員検定試験制度に関する研究
メイジ コウキ アキタケン ニオケル ショウガッコウ キョウイン ケンテイ シケン セイド ニカンスル ケンキュウ
著者
著者名
釜田, 史
Kamata, Fumito
カマタ, フミト
所属機関名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
1(2)
ページ
49-60
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2008-03
公開日
2008-07-04
抄録
本論文は,明治後期の秋田県における小学校教員検定試験制度の変遷と,その実施過程について明らかにするとともに,その準備機関となった准教員準備場について明らかにすることを課題としている。1890(明治23)年の「改正小学校令」により,小学校教員となるには必ず検定試験に合格し,免許状を取得することが課され,さらに翌年の「小学校教員検定等ニ関スル規則」により,検定試験は甲種検定と乙種検定とに分けられた。この「改正小学校令」を境として,検定試験制度は一層国家的基準が強められていく。一方秋田県の場合,受験科目を数回に分けて受験することができる分割試験制度が設けられ,若干ではあるが府県による裁量の余地が残されていたといえる。1900(明治33)年の「再改正小学校令」では,免許状が終身有効のものとされ,准教員の科目およびその程度についても国家的基準が定められた。また甲種検定は無試験検定,乙種検定は試験検定へと名称を変え,欠くことのできる科目数が減らされ,科目の程度も高められていく。秋田県では無試験検定制度が整えられ,一般的な教養だけではなく教員としての経験を重視するようになった。一方で教員不足を補うため,秋田県の郡市内に准教員準備場を設置し,受験者は公的な機関で試験の準備をすることができるようになった。
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
1巻
>
1巻2号(2008-03)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/
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