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https://doi.org/10.24546/81001010
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81001010 (fulltext)
pdf
467 KB
21
メタデータ
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メタデータID
81001010
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
対人恐怖と自己愛との関係に関する再整理の試み
タイジン キョウフ ト ジコアイ トノ カンケイ ニカンスル サイセイリ ノ ココロミ
その他のタイトル
Reconsideration of the relation between anthropophobia and narcissism
著者
著者ID
A0556
研究者ID
1000010335408
KUID
https://kuid-rm-web.ofc.kobe-u.ac.jp/profile/ja.a7e99f369163d659520e17560c007669.html
著者名
相澤, 直樹
Aizawa, Naoki
アイザワ, ナオキ
所属機関名
人間発達環境学研究科
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
2(2)
ページ
1-10
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2009-03
公開日
2009-05-11
抄録
本稿では,対人恐怖と自己愛との関係を整理するための一つの試みを行った。その前提として自己愛に関する定義が必要になったが,それにあたっては相澤(2008a,b)による「関わる側の視座を重視した理解枠」を導入した。そして,この理解枠から自己愛に関わる主な疑問点を検討し,辻(2003,2008)の論考を参考にして一定程度の理解が得られることを示した。さらに,対人恐怖といわゆる自己愛の「過剰警戒型」について,Gabbard(1998,2000),Bersten(1973),Broucek(1982),Masterson(1993) などの研究をもとに具体的な臨床症状の比較を行った結果,両者には一定程度の差異があることが示された。そして,あらためて森田・高良(1953),森田(1960),内沼(1977),岡野(1992,1998)の先行研究を参考に,対人恐怖が「自己愛的である」とみなされる経緯をたどったうえで,さらに,対人恐怖の臨床症状を概観してその妥当性を検討した。その結果,対人恐怖においては,当人の意識関心は主に他者(他者からみた“自分”,ないしは,他者が体験する“自分”)に向けられているため,それを「自己愛的である」とみなすためには「関わる者の成熟した“自分”を前提とする視座」の影響が大きくなるものと考えられた。以上のことから,対人恐怖を「自己愛的である」とみなすことは適当ではないと判断された。
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
2巻
>
2巻2号(2009-03)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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関連情報
NAID
110007041615
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