神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ
入力補助
English
カテゴリ
学内刊行物
ランキング
アクセスランキング
ダウンロードランキング
https://doi.org/10.24546/81001687
このアイテムのアクセス数:
10
件
(
2024-04-20
21:52 集計
)
閲覧可能ファイル
ファイル
フォーマット
サイズ
閲覧回数
説明
81001687 (fulltext)
pdf
791 KB
15
メタデータ
ファイル出力
メタデータID
81001687
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
中年期における喪失と開放の意識-年代別による検討-
チュネンキ ニオケル ソウシツ ト カイホウ ノ イシキ ネンダイベツ ニヨル ケントウ
その他のタイトル
Consciousness of loss and liberation in middle ages
著者
著者名
日潟, 淳子
Higata, Atsuko
ヒガタ, アツコ
所属機関名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
3(1)
ページ
77-86
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2009-09-30
公開日
2009-11-10
抄録
中年期における喪失感と解放感の意識を自由記述によってとらえ,それらを40 歳代,50 歳代,60 歳代に分けて検討した。その結果,喪失感では身体的な衰え,解放感では自由に使える時間の増加がすべての年代でもっとも多かった。各年代の特徴としては,40 歳代では若い頃に抱いていた感情や人間関係などの喪失感が見られ,解放感として親からの解放,周囲の目からの解放,自由に行動ができることなどがあげられた。50 歳代では喪失感を抱くこととして,子どもの成長や親の老い,将来に対する不安などがあげられ,解放感を抱くこととして,実質的なことでは子育て,経済的なこと,仕事,内面的なことでは自分で行動ができる,義務感からの解放などがあげられた。60 歳代では喪失感として,目標の喪失や,残りの時間の短さから死に対する事柄があげられ,解放感では社会的なことから自由になり,経験による蓄積から物事に対して動じなくなるといった安心感や自己を受容することにより心理的な安定を感じている回答が見られた。各年代がそれぞれに喪失感を感じながらも,そこから得られる解放感を実感し,生活に対する諸変化に対応していることが示唆された。
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
3巻
>
3巻1号(2009-09-30)
紀要論文
詳細を表示
資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1882-2851
OPACで所蔵を検索
CiNiiで学外所蔵を検索
eISSN
1882-5753
OPACで所蔵を検索
CiNiiで学外所蔵を検索
NCID
AA12316357
OPACで所蔵を検索
CiNiiで表示
関連情報
NAID
110007337297
CiNiiで表示
ホームへ戻る