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https://doi.org/10.24546/81002646
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81002646 (fulltext)
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1.87 MB
63
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メタデータID
81002646
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open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
高機能広汎性発達障害児をもつ母親の障害認識の困難さ
その他のタイトル
Difficulties of Mothers in Recognition That Their Child Has a High-Functioning Pervasive Developmental Disorder
著者
著者名
山根, 隆宏
Yamane, Takahiro
ヤマネ, タカヒロ
所属機関名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
4(1)
ページ
151-159
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2010-09
公開日
2010-11-19
抄録
高機能広汎性発達障害(以下,HFPDD)は,その家族にとって障害を認識することの難しさが大きな特徴の一つとして挙げられる。本研究は,HFPDD児をもつ母親を対象に,子どもの障害に対する認識の過程と,障害認識における心理的葛藤を明らかにすることを目的とした。HFPDD児の母親8名に半構造化面接を実施し,子どもの乳幼児期から現在を通じて,子どもおよび障害に対する認識と感情について回顧的な語りを得た。障害認識に焦点を当てたM-GTAによる質的分析をおこなった結果,母親の多くが診断告知以前に強い育児困難を経験しており,子どもに対する不安とその不安の打ち消しを繰り返し体験していた(「子に対する不安サイクル」)。また,障害の告知を受けて,母親は子どもの障害に対する理解が進んだ後も,「子の受け入れ」と「障害の受けとめきれなさ」を周期的に体験していた。また,母親は両者の狭間で子どもの特徴を障害特性として受け止めるべきか,克服すべきかについて心理的葛藤を感じていた(「どこまで求めるべきか」)。さらに,母親の障害認識を促進する要因と阻害する要因についても考察をおこなった。
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
4巻
>
4巻1号(2010-09)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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