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https://doi.org/10.24546/81002651
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2024-04-27
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81002651 (fulltext)
pdf
6.85 MB
8
メタデータ
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メタデータID
81002651
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
筆墨書跡のコンピュータ分析 2
その他のタイトル
Analysis of Characters with the Computer Image Edit Software 2
著者
著者名
和田, 彩
Wada, Aya
ワダ, アヤ
所属機関名
神戸大学大学院総合人間科学研究科
著者名
青木, 務
Aoki, Tsutomu
アオキ, ツトム
所属機関名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
4(1)
ページ
193-201
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2010-09
公開日
2010-11-19
抄録
コンピュータを使った画像分析では、撮影条件や資料のとり込み精度がデジタルデータに大きな影響を及ぼすことがある。そこで本稿では、スキャナ機器の性能ととり込み条件が濃淡判別分析に及ぼす影響について検討を加えた。その結果、解像度やスキャナ性能の問題、とり込み条件や原稿の質にかかわらず、肉筆の墨痕が有する墨色の性質について明らかにすることができた。さらに、模本に関する定説を検証するための準備段階として、模本作成に関するモデル実験を行い、肉筆と双鉤填墨(文字の輪郭を囲み、その内部を入墨する方法)や搨模(敷き写し)といった模写技法を用いて自作した文字の墨痕分析を行い、肉筆の書とはどんな分布特性を有するものであるのか、墨色から模写技法の違いをどの程度判別できるものなのか、実証的に考察した。それにより、肉筆と模写それぞれが有するに濃淡分布の特性が明らかとなり、墨痕の特徴を類型することができた。本研究は、デジタル画像の筆墨書跡の墨痕から墨色の普遍的な特性を明確にすることで、従前の肉眼や顕微鏡を使った筆跡の観察的鑑定をより科学的な方法をもって検証する端緒を開くことができるものと考えられる。
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
4巻
>
4巻1号(2010-09)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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