神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ
入力補助
English
カテゴリ
学内刊行物
ランキング
アクセスランキング
ダウンロードランキング
https://doi.org/10.24546/81002980
このアイテムのアクセス数:
3
件
(
2024-04-24
11:56 集計
)
閲覧可能ファイル
ファイル
フォーマット
サイズ
閲覧回数
説明
81002980 (fulltext)
pdf
1.37 MB
2
メタデータ
ファイル出力
メタデータID
81002980
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
K・ホーファーにみる芸術アカデミー批判とアカデミー改革の思想 : 1945年から1955年の遺稿を手掛かりにして
k ホーファー ニ ミル ゲイジュツ アカデミー ヒハン ト アカデミー カイカク ノ シソウ 1945 ネン カラ 1955 ネン ノ イコウ オ テガカリ ニ シテ
その他のタイトル
Karl Hofer's critical opinions about Art Academy and his ideas for its reformation after 1945 : Analysis based on his manuscripts in 1945-1955
著者
著者名
安部, 順子
Abe, Junko
アベ, ジュンコ
所属機関名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
4(2)
ページ
19-28
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2011-03
公開日
2011-06-07
抄録
本論では、1945 -50年代におけるベルリン造形芸術大学学長ホーファーの芸術アカデミーの改革思想が、20世紀の芸術教育学の形成過程の中でどのような意味を持っていたのかを明らかにしようと試みた。その際、1945年から1955年に書かれたホーファーの書簡・演説原稿等、遺稿計25点を資料とした。ホーファーは、多様な職業において有益な芸術家を育成することを課題として、芸術アカデミーを批判した。しかしその批判は、芸術上の技術を伝承する伝統的なアカデミー教育を、経験的知識を蓄積させる教育へ改革するという、新しい芸術教育への視点を育んでいった。また他方、ホーファーは学長として、大学に要求される様々な戦後の現実的課題との接点で、芸術アカデミー改革を構想しなければならなかった。しかし彼は<主体的な若者を育成すること>にこだわり続けた。彼の改革思想の中核は、学生たちが「芸術そのもの」に取り組むことを通して、探求的活動の地平へ導くことであった。この改革理解を前提として、ホーファーと同世代の芸術教育者たちは、古いアカデミー教育から自己探求的な芸術教育への意識転換に取り組んだ。ホーファーの芸術アカデミー改革思想の形成過程を分析することにより、現代的芸術教育学形成の基盤を用意することになった同大学改革の精神が明らかになった。
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
4巻
>
4巻2号(2011-03)
紀要論文
詳細を表示
資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1882-2851
OPACで所蔵を検索
CiNiiで学外所蔵を検索
eISSN
1882-5753
OPACで所蔵を検索
CiNiiで学外所蔵を検索
NCID
AA12316357
OPACで所蔵を検索
CiNiiで表示
関連情報
NAID
110008436046
CiNiiで表示
ホームへ戻る