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https://doi.org/10.24546/81003770
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81003770 (fulltext)
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1.22 MB
11
メタデータ
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メタデータID
81003770
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
Accuracy and certainty in the use of L2 English articles by L1 Japanese learners
その他のタイトル
日本語をL1とするL2英語学習者が英語冠詞を使用する際の正確さと確かさについて
著者
著者名
Tanaka, Junko
田中, 順子
タナカ, ジュンコ
所属機関名
神戸大学大学院国際文化学研究科
収録物名
国際文化学研究 : 神戸大学大学院国際文化学研究科紀要
巻(号)
37
ページ
30*-53*
出版者
神戸大学大学院国際文化学研究科
刊行日
2011-12
公開日
2012-02-24
注記
正誤表あり。(https://hdl.handle.net/20.500.14094/81008918)
抄録
冠詞が存在しない言語を第一言語(L1)とする学習者が第二言語(L2)として英語を学ぶ際に、英語の冠詞は非常に習得困難であることが知られている。冠詞を持たない言語をL1とする学習者が冠詞aと冠詞theを混同する原因の一部は、特定性(specificity)と定性(definiteness)を混同することに由来すると言われている(Ionin, Ko, & Wexler, 2004)。本論文では、冠詞がない日本語をL1とする学習者の英語冠詞使用においても、Ioninら(2004)の研究に見られたのと同様の傾向が認められるのかどうかを33名の参加者(平均年齢20.67歳、TOEFL-ITP平均507)を得て検討した。本研究では、Ioninらのforced choice testを用いて、(1)日本語がL1の学習者がL2英語冠詞を使用する際に、特定性と定性を区別することができるのか、(2)冠詞を誤って使用した場合に、日本語をL1とする参加者が誤りをしたことを感知しているかどうか、を検討した。その結果、Ioninらの結果と同様に、特定性と定性の二つの意味特徴を判断している傾向がみられるもののその判断は明確ではなく、これら二つの間で揺れていることが分かった。また、英語能力の高低によっても異なる傾向が見られ、英語能力が高い参加者の方が、特定性の存在に気づくことができるがために、これら二つの意味特徴の間で混乱している傾向が見られた。英語能力が高い学習者に見られるこの傾向が普遍的に見られるものであるかについては、今後より多くの参加者を得て再検討する必要がある。
カテゴリ
国際文化学研究科
国際文化学研究 : 神戸大学大学院国際文化学研究科紀要
>
37号(2011-12)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
English (英語)
ISSN
1340-5217
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NCID
AN10436600
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関連情報
NAID
110008790886
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