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https://doi.org/10.24546/81003900
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81003900 (fulltext)
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2.04 MB
19
メタデータ
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メタデータID
81003900
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
Batesonのredundancy概念についての実証的検討 : 会話における了解成立への寄与という観点から
その他のタイトル
Empirical Research about Bateson's Redundancy Concept : From the Viewpoint of its Contribution to Understanding in Conversation
著者
著者名
多田, 幸子
Tada, Sachiko
タダ, サチコ
所属機関名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
5(2)
ページ
15-25
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2012-03
公開日
2012-05-28
抄録
Bateson(1972)によると,発話に付随し,メタ・レベルでやり取りされる非言語の情報である redundancy を捉えることで話者相互の暗黙の了解が成り立っている。しかしその了解成立プロセスについての実証的な研究はこれまで行われていない。本研究は,セラピストがクライエントとの会話の進行において「立ち止まるべきところ」(土居,1992)をどのように探り当てるべきかという問題意識をもとに,暗黙の了解成立への redundancy の寄与について,会話規則の「隣接ペア」を手掛かりに実証を試みたものである。方法としては,日本人と外国人のペア 10 組による会話実験を行い,内容を VRM 発話分類(Stiles, 1992)に基づいてコーディングした。その際,発話されない部分における redundancy を補足した逐語録を作成し,発話のみを見た場合の逐語録との間で隣接ペアの成立率を比較した。その結果,隣接ペアの成立に redundancy が大きく関わっていることが示された。また,その成立のしかたに各ペアの関係性の特徴が表れていることも明らかになった。redundancy に埋め込まれた了解の構造を踏まえて会話することが,セラピストにとっても重要なのではと考えられる。
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
5巻
>
5巻2号(2012-03)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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関連情報
NAID
110009500570
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URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/node/18
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