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https://doi.org/10.24546/81003913
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81003913 (fulltext)
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1.53 MB
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81003913
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open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
岩手県普代川河口域に遡上した津波堆積物の予察的調査報告
その他のタイトル
Preliminary research of tsunami deposits around the mouth of the Fudai river, Iwate Prefecture
著者
著者名
瀬尾, 菜々美
Seo, Nanami
セオ, ナナミ
著者名
大串, 健一
Ohkushi, Ken'ichi
オオクシ, ケンイチ
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
5(2)
ページ
157-164
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2012-03
公開日
2012-05-28
抄録
地層中に保存された津波堆積物を研究することは、津波記録の少ない地域で過去に起きた巨大津波の遡上履歴を検出するためにきわめて重要である。しかしながら、津波堆積物が広く確認されているような巨大津波はごくまれにしか起きないため、津波堆積物の特徴を明らかにした研究事例はまだ数が少なく、地層中から過去に起きた津波堆積物を認定する方法はまだ確立されたわけではない。そこで本研究では、巨大津波により形成された津波堆積物の特徴を理解するため、東北地方太平洋沖地震の津波により岩手県普代村を流れる普代川河口域の谷底平野に遡上した津波堆積物を調査した。津波遡上前の普代川河口域には、河口砂州を形成する砂質堆積物が厚く堆積していたが、津波によりその河口砂州は削剥され消失した。河口砂州の消失により海岸線が内陸側に約90m移動したことが判明した。削剥された砂質堆積物は谷底平野に広くシート状に堆積し、両岸の丘陵地斜面の標高10m付近まで広がっていることが観察された。このことから巨大津波が遡上した場合は谷底平野の地層だけでなく、丘陵地の斜面域の土壌層からも履歴を検出できる可能性が明らかとなった。
カテゴリ
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
5巻
>
5巻2号(2012-03)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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関連情報
NAID
110009504629
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URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/node/18
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